緊急入院後10日ほどの勝谷氏


 さらに9月に入ると、病室にパソコンを持ち込み、自ら日記を書くようになった勝谷氏。入院直後は死を意識するような状況だったというが、このころにはかなり回復し、最悪の状況は回避したという。

 危機的状況から、日に日に目に見える形で回復している勝谷氏。診断では、B型肝炎やC型肝炎、肝臓がんなどの可能性はなかったとのこと。入院して酒を飲まなくなり臓器の機能が回復したことによって、病状も一気に改善された模様。また、医師によると、勝谷氏本人の体力と気力も、早期回復の要因だったという。さらに、配信当日に見舞いに行っていたT-1氏によると、最短で9月中の退院もありうるほどに回復しているようだ。

 勝谷氏は40年弱にわたり、ほぼ休肝日なしで飲み続けており、今回の入院は約40年ぶりの断酒となる。いわばこれまでアルコールによって、多少“麻痺”していた部分の抑制が外れて、T-1氏いわく「頭もキレッキレ」状態だという。さらに高橋氏は「生まれてこの方、ここまではっきり脳みそが働いたことはないだろう…というくらいな感じで動き始めている」とのことだ。

 そんな勝谷氏に対し、「そういう意味ではジャーナリストとして新しい地平線に進んでいくかもしれない」と期待を寄せる中川氏。高橋氏も「今までなかった勝谷誠彦が出せるチャンス」と今後の勝谷氏の新たな可能性を感じていた。

 想像以上のスピードで、順調に回復している勝谷氏。すべての原因が酒だったとのことで、高橋氏は「今後、勝谷には酒を飲ませません」と宣言し、「“スイーツ勝谷”として売り出したい」とも話していた。

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