調査の結果、LAタイムズはタッカーさんとソンメズさんの2人の訴えを認め、ケイマン氏を解雇した。
しかし非営利団体のオンライン新聞「香港フリー・プレス」によると、最初の告発後には多くの男性特派員がネットで被害者のタッカーさんを誹謗中傷していたという。
この事件を報じたAP通信の記事を掲載した香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」の書き込み欄には、「地位と名誉がある男性をターゲットとして、性的関係をちらつかせて、男を台無しにしようとする、ごく一握りの女性がいることも忘れてはならない。目撃者がいなくても、訴えられれば、男が罪をかぶるというのは最近の風潮だ」との声があったのだ。
その一方で、「常識的に、酒を飲んで女性と接するのは間違いの元だということを肝に銘じるべきだ」との意見も書き込まれている。