ビジネス
2018.10.02 07:00 NEWSポストセブン
星野リゾート社長が「若者の○○離れ」を議論する身近な相手

星野佳路・星野リゾート社長
2019年2月5日、長野県・軽井沢町に「星野リゾート BEB軽井沢」(以下BEB)がオープンする。この施設は、星野リゾートが初めて若年層をターゲットにしたホテルで、コンセプトは“気の合うアイツん家のように「ルーズ」なホテル”だという。
事業発表会の席上、同社の星野佳路社長はBEBを手がける背景についてこう危機感を語っていた。
「観光リゾート産業の課題として、若い人たちが旅行に参加しなくなっていることがあります。これは将来を考えると大きな懸念事項。日本は現在、インバウンドが増えているのであまり目立っていませんが、10年後や20年後の日本の観光消費を考えると、若年層の旅行需要が落ちたままでは、いくらインバウンドが伸びても観光マーケットは縮小してしまいます」
星野リゾートには、高級グレードの「星のや」、温泉旅館の「界」、リゾートホテルの「リゾナーレ」、都市型観光ホテルの「OMO」などがあるが、このうち、「界」において“若者の旅プロジェクト”を企画し、若年世代にも日本旅館を知ってもらう努力はしてきた。
たとえば、2013年から毎年冬に行っているプランでは、20代限定で2万円以下で泊まれるというもの。正価が3万6000円だとすれば、1万8000円なら半額というわけだ。
だが、星野リゾートの宿泊価格帯は総じて高め。フラッグシップである、東京・大手町の「星のや東京」の1泊7万円超え(食事別)は別格としても、若年層が気軽に泊まれるかといえば難しく、敷居が高いと思われているかもしれない。
そこで今回の「BEB」である。前述の発表会で「BEB」総支配人の請川哲生氏はこう述べている。
関連記事
トピックス

池江璃花子「奇跡の五輪出場」 難関は21年前の千葉すずルール
週刊ポスト

『おちょやん』 一本調子だった杉咲花を「弟」が変えた
NEWSポストセブン

3度目離婚の小室哲哉 華麗なる女性遍歴、最初の結婚生活は4年間
NEWSポストセブン

橋本聖子氏 セクハラより蒸し返されたくない「実父の20億円借金」
女性セブン

天皇陛下のご発言で窮地 眞子さまに残された道は「駆け落ち婚」か
女性セブン

秋篠宮家で1年間に5人の宮務官が依願退職 背景に眞子さま結婚問題か
週刊ポスト

福原愛、帰国で夫婦別居へ SNSに意味深ポエム、結婚指輪も外し…
女性セブン

鶴瓶の長男・駿河太郎、交通事故泥沼裁判 父に秘密にしていた事情
女性セブン