やはりメガネがトレードマークの口町亮
大学では陸上部の練習のかたわら、夜間学部に通った苦労人。チームに勢いをもたらす力強い走りは“口町ロケット”の異名を取る。
ただ、今回の東京マラソンで口町は12位に終わり、MGC出場権も逃した。今後の“メガネ頂上決戦”への思いを口町に聞くと、「(メガネランナーの)元祖は宗兄弟(一卵性双生児の宗茂氏と宗猛氏。1984年ロス五輪出場)だと思うのですが……メガネをかけて走るって普通ですよね。ねぇ、堀尾君……宗さん」という独特なテンションの回答がメールで寄せられた。メガネ同士、意識し合っているのはたしかなよう。レンズの奥に闘志を燃やす2人の戦いはまだまだ続く。
※週刊ポスト2019年3月22日号