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2019.03.19 07:00  週刊ポスト

歯科治療 銀歯は古い常識、レジン・CAD/CAMが新選択肢

歯医者選びは難しい

「歯医者選び」は非常に難易度が高い。患者の視点に立てば、歯科治療はわからないことだらけだ。虫歯治療をするにあたり、患者が知っておくべき最新情報を『やってはいけない歯科治療』著者のジャーナリスト・岩澤倫彦氏がレポートする。

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◆削る時に「虫歯部分を染める液」を使うか

 虫歯菌に感染した歯質部分を赤などに染める「う蝕検知液」。使用することで、歯を削る量を必要最小限に抑えることが可能になる。

 そして削った部分は、プラスチック系素材の「コンポジット・レジン」で修復する(虫歯の大きさによる)。この方法が現時点で、歯を最も長持ちさせる虫歯治療と考えられている。国際歯科連盟が提唱する、ミニマル・インターベンション(最小限の侵襲)の概念に基づいた世界標準の手法だ。

◆「銀歯のインレー」は時代遅れ

 虫歯の範囲が比較的小さい場合、「インレー」と呼ばれる銀歯を詰めるのが常識だったが、もはや時代遅れと考えたほうがいい。

「虫歯周辺の溝など、虫歯になりそうな健康な部分を、あらかじめ削って金属に変える。これが100年前に確立した予防拡大という考え方です。たしかに金属部分は虫歯になりません。しかし現在は、大きく削ってしまうと、歯の寿命が短くなると分かっています」(長崎大学・久保至誠准教授)

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