このエピソードを明かしてくれた亜美さんは、「年子がかわいそうという理屈がさっぱり分からない上に、2人産む前提なのか……とか、いつも上品なお義母さんが何でこんなこと言うんだろう……とか、いろんな思いが重なりました」と語りました。
最近、美容外科医と結婚した里美さん(30代、仮名)は、こんな経験をしました。里美さんは、もともと銀座のクラブで働いていたときにご主人と知り合ったそうです。
「ご両親に初めて挨拶に行ったときのこと。ホステスっぽさを消すために大人しめの服装をしていきました。そうしたら、帰りに玄関先まで送ってくれたお義母さんが、私のことを上から下までジロジロ見て、急にこう呟いたんです。『それにしても、こんな処女っぽい子で、夜は飽きないかしら?』って。リアクションしようがなくて、聞こえなかったふりして出てきました」(里美さん)
嫁姑問題それ自体は、昔からあったものです。ただ、なぜか最近このような「セクハラっぽい嫁ハラ」の話をよく聞くようになりました。「姑」の世代が変わってきたからなのかもしれません。少なくとも嫁側の立場で言えるのは、「そういう義父母とは距離を置くべき」ということでしょう。