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「令和」の書き方でわかる性格 筆跡心理学の専門家が語る

筆跡心理学に基づくアドバイスも行う高橋史さん

 書道家として活躍する傍ら、文字から性格を分析する筆跡心理学に基づいたアドバイスもしている高橋史さん(39)。本誌・週刊ポストで新元号の「令和」を扇子に揮毫した高橋さんが、新元号の書き方に表れる性格について語ってくれた。

 * * *
 私は、直筆の文字から性格や行動傾向を分析する筆跡心理学に基づいたアドバイザーもしています。

 その観点からいえば、「令」の1画目の左はらいを長く書く人は華やかさを演出する傾向にあり、2画目の右はらいが長いのは何かに没頭しやすい人です。逆に、左右のはらいが短い人はストレスを溜めがちです。

「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められたと聞きます。文化に携わる仕事をしている一人として、次代を担う子どもたちに日本の心を伝える活動を続けたいです。

【プロフィール】たかはし・ふみ/1979年生まれ、東京都出身。書を通して麗しき社会の実現に貢献するという使命のもと、セミプライベート書道・ペン字レッスンを実施する書道サロン「墨麗」を主宰。書道家の傍ら、文字から性格が分かる筆跡診断や筆跡アドバイスなども手掛ける。

万葉集の序の文も扇子に揮毫

◆撮影/内海裕之、取材・文/小野雅彦

※週刊ポスト2019年4月19日号

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