これからの季節、スーパーなどで手に入りやすい野菜や果物をより長く、おいしく食べるには? 青果店に並べる野菜や果物をセレクトしている旬八青果店バイヤーの松根拓乃さんに、自宅でしている保存法を聞いた。
◆玉ねぎ
室内の場合はネットに入れて、風通しのいい窓際に置く。室外の場合は、直射日光に当たらない屋根の下などにつるしておく。使いきれず半分残った場合はラップに包んで冷蔵室へ。
◆りんご、キウイ
キウイは皮付きのまま常温で保存し、食べる2時間前に冷蔵室に入れて冷やす。熟していないキウイは、りんごが出すエチレンガスが追熟を促すので、一緒に保存すれば早く熟す。 ただし、りんご単体で保存する場合はほかの野菜にエチレンガスが触れないよう袋に入れて、冷蔵室で保存を。
◆バナナ
実がなっていた時と近い状態で保存すると長持ちするので、常温で、バナナ専用のスタンドにつるしておくのがベスト。スタンドがない場合は、房の茎の部分を上にして置く。
◆なす、トマト
新聞紙に包むかビニール袋に入れて常温保存。トマトのヘタは下に、なすのヘタは上向きにする。夏は、室温が高くなると熟す速度が上がるので、野菜室で保存する。
◆さつまいも
風通しのいい場所で、かごに新聞紙を敷いて常温で保存する。半分に切ったものは、切った部分にラップをして野菜室へ。
※女性セブン2019年4月25日号