一方、Chageが手がけた楽曲にも石川優子との「ふたりの愛ランド」や、チャゲアスのシングルカップリング曲やアルバム収録の隠れた名曲もあるが、1人で歌うとなると……。そんな不安に対して、音楽評論家の富澤一誠氏はこう考える。
「そんな心配は無用です。Chageは前からソロでも活動していて、ライブ出演やアルバムをリリースするなど根強いファンがいます。ASKAはフォーク的な要素が強く、Chageはロック的なテイストがあるなど音楽性も微妙に違っていました。ASKAの曲を歌わなくてもソロ活動は成立するでしょう。
それにいつまでもソロとは限らない。時間が解決することもあるでしょうし、いつか2人がまた一緒にやることもあるかもしれません」
解散を受け入れていないというChageに、いつかASKAが「SAY YES」する日がくるのか。
※週刊ポスト2019年9月13日号