芸能

千鳥の大ブレークの影に内村光良 共演大型新番組企画中か

内村にハマっているという千鳥(左から大悟、ノブ。撮影/関谷知幸)

「シンプルに口が臭い」「胃が腐っとるんじゃ」「クセがスゴい!」。一度耳にすれば忘れられないフレーズが大ウケし、今や「最強のロケ芸人」として売れに売れているお笑いコンビの千鳥。

 地方局などを含めると、10本以上のレギュラー番組を持ち、10月からは博多華丸・大吉とのレギュラー番組『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます!』(フジテレビ系)のスタートも決まった。

「ツッコミのセンス、オールマイティーさ、裏表のない人柄が評価されています。スタッフの意図を汲んだコメント能力もずば抜けていて、ロケだけでなくひな壇に座っても活躍できる千鳥は今、テレビマンがいちばん使いたい芸人。ここまで来たのは彼らの実力が大きいですが、内村光良さん(55才)との出会いも転機になっています」(テレビ局関係者)

 千鳥の大悟(39才)とノブ(39才)は高校の同級生で2000年にコンビ結成。2013年に満を持して上京した。

「東京進出後、かかわる番組がことごとく終了し、“番組クラッシャー”という呼び名もついてしまった。そんな時、宮川大輔さん(46才)が出演する『満天☆青空レストラン』(日本テレビ系)に出演することになりました。グルメ番組のロケなのに、ボケ倒し、爆笑をとったそうです。その様子はあまりオンエアされなかったみたいですが(笑い)」(前出・テレビ局関係者)

 そのロケにかかわっていたスタッフと宮川が、千鳥を猛プッシュし、内村がMCを務める同局の『笑神様は突然に…』への出演につながった。

「深夜帯のスピンオフ企画でしたが、大悟さんの引っ越しロケを行ったんです。冷蔵庫もない部屋で缶チューハイだけが床に置いてある、そんなシーンに大悟さんが“わしは酒飲みの最後かい”と突っ込むのに内村さんは大笑いしていました。

 番組の飲み会で、内村さんは“千鳥のような芸人が売れる番組を作りたい”とまで言い出すほど。周りの見る目も変わりましたし、本人たちも人気が出たのは“内村さんにハマったのもデカい!”と言っていました」(番組関係者)

 その後、内村とは、『そろそろ にちようチャップリン』(テレビ東京系)で共演するようにもなった。内村が千鳥に“大ハマり”した理由、それは笑いの質にあるという。

「彼らは人を傷つけたり、身内ネタで笑わせたりはしません。シンプルに言うこと、やることが面白いという、笑いの王道をいっています。内村さんは子供から大人まで全員が楽しめるお笑いを追求しているので、千鳥はその考えにぴったりだそうです。今では彼らがいちばんのお気に入り芸人と言ってもいいほど。

 現在、来年1月期以降にあるテレビ局が内村さんと千鳥が共演する大型新番組を企画しているそうで、実現すれば、視聴者だけでなく業界内でも大きな話題になるでしょう」(前出・テレビ局関係者)

 新番組もクセがスゴい?

※女性セブン2019年9月26日・10月3日号

千鳥と共演が多い内村光良

関連記事

トピックス

嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン