ライフ

洗濯物の「取り出し」で時短するテク 「干さない」裏技も

取り出しながら仕分ける

 毎日の家事の中でもやることが多くて何かと面倒なのが洗濯。どうにかして、手順を効率化して、時短を実践したいところ。そこで、“洗濯機から洗濯物を取り出す”という手順に注目して、時短を実現するためのテクニックを専門家に教えてもらった。

【教えてくれたのは…】
・家事代行マッチングサービス「タスカジ」ミホさん/「タスカジ」の掃除洗濯、整理収納部門で活躍。洗剤から掃除グッズまで、日夜独自に研究中。

・片づけアドバイザー・石阪京子さん/宅地建物取引士。合理的な家事や収納のアドバイスで、家が片づく仕組みを提案する。SNSも活用した「お片づけレッスン」は人気で、なんと2年待ち。

◆取り出しながら仕分けておく

 洗濯機から取り出す時に、1枚ずつ広げてカゴのふちにかけておくと、干す作業がスムーズになる。ここで「人別」に仕分けるのもポイント。

◆手で軽くたたくだけでシワがとれる

 シワが気になる人は、干す前に洗濯ものを軽く手でたたく。7割程度のシワがとれるので、Tシャツなどざっくりシワがとれればいいものなら、アイロンがけいらずに。

洗濯機近くに干し場を

◆洗濯機の近くに干し場を作る

 間取り的に可能なら、洗濯機と干し場が近いのが理想的。

「洗濯機の上に突っ張り棒を渡して室内干しスペースを作るなども、家事動線を短くする工夫のひとつです」(ミホさん)

◆小物は一か所にまとめておく

 ハンガー、洗剤、ネット類など、洗濯に使うものがまとまっていないと、探したり取りに行ったりと無駄な動きが発生。家族にもわかるように、洗濯機周辺に定位置を。

◆時短にはドラム式が最強!? 「干さない洗濯」のススメ

 なんと、もう10年も洗濯物を干していないというのが石阪さん。使用するドラム式洗濯機は2台目。1台目は10年間愛用し、同じタイプをリピ買いしたそう。

「乾燥までが自動でできるドラム式洗濯機を取り入れると、『干す』から解放されます。天気に左右されず、大物も躊躇せず洗え、洗い替えも不要。息子の柔道着も、1着で乗り切りましたよ。介護の時も洗濯機にまかせっきりの分、他のお世話ができるので本当に助かりました。いつ汚れものが出てもドラム式は静かなので、夜中でも使え、気持ちにゆとりができます」

撮影/国井美奈子

※女性セブン2019年10月10日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

12月中旬にSNSで拡散された、秋篠宮さまのお姿を捉えた動画が波紋を広げている(時事通信フォト)
〈タバコに似ているとの声〉宮内庁が加湿器と回答したのに…秋篠宮さま“車内モクモク”騒動に相次ぐ指摘 ご一家で「体調不良」続いて“厳重な対策”か
映画『国宝』に出演する吉沢亮と横浜流星
『国宝』の吉沢亮&横浜流星、『あんぱん』の今田美桜&北村匠海、二宮和也、菊池風磨、ダイアン津田…山田美保子さんが振り返る2025年エンタメ界で輝いた人々 
女性セブン
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト
米倉涼子の“バタバタ”が年を越しそうだ
《米倉涼子の自宅マンションにメディア集結の“真相”》恋人ダンサーの教室には「取材お断り」の張り紙が…捜査関係者は「年が明けてもバタバタ」との見立て
NEWSポストセブン
地雷系メイクの小原容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「家もなく待機所で寝泊まり」「かけ持ちで朝から晩まで…」赤ちゃんの遺体を冷蔵庫に遺棄、“地雷系メイクの嬢”だった小原麗容疑者の素顔
NEWSポストセブン
渡邊渚さん
(撮影/松田忠雄)
「スカートが短いから痴漢してOKなんておかしい」 渡邊渚さんが「加害者が守られがちな痴漢事件」について思うこと
NEWSポストセブン
平沼翔太外野手、森咲智美(時事通信フォト/Instagramより)
《プロ野球選手の夫が突然在阪球団に移籍》沈黙する妻で元グラドル・森咲智美の意外な反応「そんなに急に…」
NEWSポストセブン
死体遺棄・損壊の容疑がかかっている小原麗容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「人形かと思ったら赤ちゃんだった」地雷系メイクの“嬢” 小原麗容疑者が乳児遺体を切断し冷凍庫へ…6か月以上も犯行がバレなかったわけ 《錦糸町・乳児遺棄事件》
NEWSポストセブン
11月27日、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を鑑賞した愛子さま(時事通信フォト)
愛子さま「公務で使った年季が入ったバッグ」は雅子さまの“おさがり”か これまでも母娘でアクセサリーや小物を共有
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)は被害者夫の高羽悟さんに思いを寄せていたとみられる(左:共同通信)
【名古屋主婦殺害】被害者の夫は「安福容疑者の親友」に想いを寄せていた…親友が語った胸中「どうしてこんなことになったのって」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《累計閲覧数は12億回超え》国民の注目の的となっている宮内庁インスタグラム 「いいね」ランキング上位には天皇ご一家の「タケノコ掘り」「海水浴」 
女性セブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン