これについて、RFAは環球時報で働いたことがあるジャーナリストの発言として、「環球時報は、胡編集長に限らず、敏感な問題についても、ずけずけと意見を述べる雰囲気がある。とくに、胡編集長は開明的だ」と伝えている。
しかし、胡氏は今後、職務を遂行できない事態に陥ることも予想される。中国では10月上旬、北京で働く中央メディアの記者と編集者約万人を対象に、習近平国家主席の思想やマルクス主義に対する理解度を測るテストを初めて実施するからだ。
これは報道機関などを管轄する中国共産党中央宣伝部が実施するだけに、ネット上では「重要監視対象になっている胡編集長が合格するかどうかで、今後の中国の報道規制がさらに強化されるのか、あるいは緩和されるかの判断が下せそうだ」などの見方が書き込まれている。