細野:遠山さんのオフシールの話は、実は相当に深かったのですね! ここまで考えられているということは、得意の料理についても、かなり無駄が無さそうですね。

遠山:そうなのかもしれないですね。例えば、夏休みで昼も夜も作らないといけない日がありますよね。私、食材を腐らせないようにするのは当然ですけど、傷んで栄養が無くなるのも嫌なんです。だから、大袋で買った時は、昼に使って夜も使うとか、残すんじゃなくて、使えるメニューを2つ考えるようにしているんです。

細野:コスパは当然で、栄養のこともしっかり考えられているのですね。しかも、お弁当を見ても、大人でも豪華に感じるくらい彩りも鮮やかで、何だか羨ましいですね(笑い)。

遠山:私の料理のこだわりは、栄養と一緒に彩りも考えていることです。息子はいま高校3年生ですが、学校のお友達が「スゴイな」と言ってくれることもあるそうで、息子とはお弁当の話でも盛り上がったり仲良くやっています。

細野:家計管理と子供の金銭教育、家計管理と食品ロスの社会問題など、ここまで深く地に足がついている人って、遠山さんが初めてかもしれません。今は舞台とかお仕事も大変みたいですが、これまで通り、いろんなものを見事に両立させていってくださいね。

遠山:はい、『家計ノート』で家計管理の重要性がこれまで以上にわかってきた気がするので、一つ一つの舞台などの仕事も精一杯やりながら、一期一会で頑張ります!

【プロフィール】
◆遠山景織子/1975年東京都生まれ。一児の母。1993年、映画『高校教師』のヒロインとして女優デビューを果たすと、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞などの新人賞を総なめに。オフィシャルブログで公開しているお弁当の写真が大好評。12月20日(金)より、こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて舞台『巌窟王 Le theatre』に出演。

◆細野真宏/日常よく目にする経済のニュースをわかりやすく解説した“細野経済シリーズ”が、経済本で日本初のミリオンセラーとなり、ビジネス書のベストセラーランキングで「123週ベスト10入り」を記録した。首相管轄の「社会保障国民会議」などの委員も務め、金融・経済教育の重要性を世に問い続けている。

撮影/矢口和也

※女性セブン2019年10月17日号

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