練習では様々な表情も見せる(写真/アフロ)
「アメリカ代表としてNHK杯に出場していた樋渡知樹選手(19才)が練習場で、羽生選手の進路上にいてあわやの事態だったと報じられたことをきっかけに双方ファンのツイッターは大荒れ。
この翌日の練習時に、島田高志郎選手(18才)とのニアミスを指摘する声もあがるなど、ファンはピリピリ。以前、進路妨害でけがをした経験もあるので気持ちはわかりますが、練習のニアミス問題は、見る角度で見え方が全く変わってくるので、誰が悪いなどという追及はできませんからね…。羽生選手の一挙手一投足がSNSを動かすという流れは、年々大きくなる一方です」(スポーツ紙記者)
自身をめぐるツイッターの応酬や事実と異なる誹謗中傷が広がっていることは、本人の耳にも届いているという。
大切な一戦を前に心乱してほしくないが、羽生選手のメンタルはまったく揺らいでいないようだ。
「以前は人の評価を気にすることがありましたが、最近はまったく動じる様子はありません。絶対王者たる演技がすべてというのか、自分の生き様を見ていればわかる人には伝わると、悟りを開いているかのような安定ぶりです。
今回の勝手に悪口を書いてしまった高校生の件も“よくあること”と静かに笑いとばす雰囲気。むしろ、A選手の今後を心配してあげる余裕も見せていたそうです。ファイナルへの影響は全くないでしょうね」(前出・フィギュアスケート関係者)
イタリアでのGPファイナルの結果が出るのは12月7日の夜10時頃(日本時間)。3年ぶりの舞台で中央に立つ羽生選手が見られるか。
※女性セブン2019年12月19日号