──パチンコライターとして独り立ちできるようになったのは、いつからですか?
ナミ:ようやく去年くらいからです。それでも、パチンコ店の実戦取材に呼ばれたり、テレビの仕事などが徐々に増えたりしているのが収入的には大きいですかね。
2011年にパチンコ店のイベント規制があり、「今日は〇〇の台が熱い!」とか「出玉大還元します!!」といった派手な宣伝が禁止された代わりに、私たちのようなパチンコライターを呼んで集客しようとするホールさんが増えて、パチンコライターの収入も増えたんです。
──昔から活躍している“大御所ライター”は収入も別格なのですか?
ナミ:そうですね。有名なライターさんは、1本2桁万円のギャラをもらっていると聞いたことがあります。ただ、いまはパチンコ業界もますます規制が厳しい時代ですし、そこまでライターが稼げる時代ではなくなったと思います。
──確かに、最近では規制がより強まって、「射幸心を煽るから」と有名ライターが店に呼ばれる頻度も減ったと聞きます。
ナミ:これから先、業界全体でギャラの単価が大幅にアップする、かつてのような“バブル時代”は来ないかもしれませんね。でも、私は純粋にパチンコが大好きですし、今後もパチンコの魅力を皆さんにお伝えしていきたいです。
──現在、ナミさんの1週間のスケジュールはどんな感じですか?
ナミ:パチンコ店での実戦取材やテレビ番組の出演、遊技台メーカーさんに呼ばれて新台解説をしたりと、仕事でパチンコを打ちに行くのが、だいたい週3日。その他、プライベートで3日は打っているので、結局1週間のほとんどはパチンコ店にいますね(笑い)。
新台は自分の好みかどうかにかかわらず、まんべんなく打っておかないと、急にテレビなどに呼ばれたときに解説できないので、プライベートで行く日も、いろんな台の研究はしています。