中国では李氏以外にも、過去3年間で、中国の著名な法学者で名門・清華大学の許章潤教授や重慶師範大学の唐雲副教授、同大対外経済貿易学院の譚松副教授、浙江伝媒学院の趙思運教授、貴州師範大学の楊紹政教授、北京建築大学の許伝青副教授、北京師範大学の史傑鵬副教授らが中国当局から解雇や停職などの処分を言い渡されている。
彼らは授業中の発言やインターネット上で発表した論文のなかに、「国家の名誉を害した言論があった」とされる。
四川省出身の作家で人権活動家の譚作人氏はVOAに対して、「中国の大学は学生に対して、教授らの言動を監視し密告するよう奨励している。これはまさに文化大革命の再来だ」と指摘している。