人の興味を引き付ける「ノウハウ」を持っているのなら、「note」というサイトで記事化して販売することができる。価格は100円~1万円まで、自分で好きな価格を設定できる。『働きながら小さく始めて大きく稼ぐ【0円】起業』(クロスメディア・パブリッシング)の著者でインターネットビジネスに詳しい有薗隼人さんが説明する。

「『note』での稼ぎ方は人それぞれ。たとえば、婚活に成功した女性が、結婚相談所などの具体的な名前を出しながら自分の婚活体験をレポートにまとめ、1記事3000円で販売したところ、30人に売れて9万円稼いだという話もあります」

 人生の困難な出来事も、お金に変えられると思えば乗り越えられそうだ。だからといって、なんでもかんでも、需要があるわけではない。有薗さんは、“イマドキ”の副業で「稼げる人」の共通点をこう分析する。

「稼げるのは、『誰が求めているのか?』ということを考えられる人です。液体ミルクという新たな商品が出たなら、その利用者は誰なのか、その人たちはなぜ液体ミルクを買うのか、ということを考えていけば、関連グッズが売れることがわかります」

 世界中から日本に視線が集中する今年。気になる副業に手を伸ばしてみれば、思わぬ才能が発揮できるかもしれない。

※女性セブン2020年2月6日号

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