ライフ

手頃な価格でスッポンの滋養強壮メシを味わえる店 1100円も

 スタミナ食で思い浮かぶ食材といえば「スッポン」だろう。人気コミック『深夜食堂』の作者・安倍夜郎氏がガイドする滋養強壮メシから、スッポンを味わえる店を2軒紹介する。

●利しり

『利しり』のオロチョンらーめん(左)と利しりらーめん

 見た目は悪いが栄養価が高いスッポンは、滋養強壮に富む代表的な健康食材のひとつ。だが、残念ながら専門店や一流料亭が扱う高級食材なので、そうそう口にはできない。そこで、安価で気軽にスッポンの栄養が摂りたいという向きにうってつけなのが「利しり」のラーメン。一匹丸ごとというわけにはいかないが、同店が提供するラーメンのスープにはスッポンのエキスが溶け込んでいる。

「スープには群馬県赤城町産のスッポンの出汁を加えています。スープ本来の味と香りを味わってもらいたいのでニンニクは控え目にしています」(後藤正利店長)

 人気のメニューはまろやかな醤油味の「利しりらーめん」と、辛さがクセになる「オロチョンらーめん」。ともにストレートの中太たまご麺で、最後までへたらず、もちっとした食感が楽しめる。オロチョンらーめんは、辛さが4分の1の「ダブルおさえ」から、9倍の「トリプルスーパー」まで、7段階の中から選ぶことができる。

 写真の左が「オロチョンらーめん」で右が「利しりラーメン」(ともに1100円)。利しりらーめんは日高昆布と鶏ガラ、豚骨を煮出したスープが絶品で、口の中でとろけるチャーシューが絶妙な存在感を主張する。辛さを選べるオロチョンらーめんも人気。

【店舗情報】
・東京都新宿区歌舞伎町2-27-7 やなぎビル1F
・営業時間:18時半~翌5時
・定休日:日・祝(年末年始、お盆休みあり)
※営業時間・定休日は変更になる場合があります

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン