■帆立とほうれん草のバター焼き(800円。写真奥)、辛味ホルモンスタミナもんじゃ(1300円)

栄養豊富な革命的もんじゃ

・下町もんじゃ焼 らくらく 東京都目黒区鷹番2-19-23 サンビームプラザ3F
営業時間…17時~翌3時(L.O.翌1時半)
定休日…第2・4木曜日

 小麦粉と調味料を水に溶き、具材と一緒に鉄板で焼くもんじゃ焼きは、地域や店によって使用する材料にさまざまなバリエーションがある。

 駄菓子屋が多かった1960年代ごろまでは低価格で子供たちに広く親しまれていたこともあり、栄養価が高い滋養食という印象は薄いが、1980年代以降は具材のバリエーションが増えて、今では疲労回復や美容にも効果が期待できる一品を提供する店も増えている。

 東急東横線の学芸大学駅至近にある「下町もんじゃ焼 らくらく」もそんな一軒で、自家製明太子が一腹入った「もち明太チーズ」や、牛すじや玉ねぎが入ったカレー風味の「スジカレーもんじゃ」など豊富なメニューを提供している。

 中でも数種類のスパイスをブレンドしたピリ旨辛の生地を使用し、牛もつやニラ、そばなどが入った食べ応えのある「スタミナもんじゃ」は滋味深い味わいだ。

 帆立とほうれん草をバターで炒めた「帆立ほうれん」や牛もつやニラが入った「スタミナもんじゃ」は疲労回復、美肌、貧血予防などに効果的

 もんじゃ初心者には店主の柳楽詠人氏をはじめ、店員が焼き方を教えてくれる。オーナーは詠人氏の父親で、酒肴に関する著作も多いフォークシンガーのなぎら健壱氏。

※週刊ポスト2020年4月10日号

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