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2020.04.30 16:00  週刊ポスト

外出自粛でも動画で名作を鑑賞できる「ネット美術館」7選

 全国各地の美術館は展覧会の延期・中止や休館という苦渋の決断を下す一方で、動画のネット無料配信で趣向を凝らした新たな美術鑑賞の醍醐味を美術ファンに届けている。自宅に居ながらにして名作名画を心ゆくまで堪能してほしい。

【ポーラ美術館(神奈川)】日本女性の装いの変化を美人画で辿る

神奈川県のポーラ美術館

 日本の洋画家の重鎮である岡田三郎助の作品を中心に、明治から昭和初期に急速に洋装化していく女性の装いをテーマに、絵画や化粧用具などを展示。近代美術や化粧関係の専門家がそれぞれの観点から解説する。オープニングで見るからに緊張していた解説者が、次第に気持ちがほぐれ口調が滑らかになっていく。最後には「ぜひ2回は来て!」とアピールするなど、人間味溢れる和やかな雰囲気で美術や衣装、社会風俗の歴史を学ぶことができる。

『湖水と女』村山槐多(かいた)作60.8×45.9センチ/ポーラ美術館蔵

『モダン美人誕生 岡田三郎助と近代のよそおい』展
※2019年3月17日に終了した展覧会の動画
美術館情報/2002年開館。ガラスをふんだんに使った建造物が目印。印象派の絵画を中心に約1万点を収蔵するほか、四季折々の自然が楽しめる遊歩道も

【三菱一号館美術館(東京)】撮影スタッフの注文あり、猫談義ありのハプニング美術鑑賞

三菱一号館美術館(東京)

 坂本龍一・矢野顕子夫妻の長女であるミュージシャン・坂本美雨を聞き手に、高橋明也館長が自ら解説する。次第に熱が入ると、撮影スタッフに「ポイントを絞らないと5時間コースになる」と指摘されたが、「いいじゃないのw」などの視聴者コメントで画面が埋め尽くされた。互いに猫好きであることがわかり、猫談義で脱線する一幕も。最後に坂本の最も印象に残った1点を再び観るために、鍵の閉まった展示室を大慌てで開けるハプニングも。

『マルセル・ルーランの肖像』フィンセント・ファン・ゴッホ作35.2×24.6センチ/油彩/カンヴァス /ファン・ゴッホ美術館蔵

『開館10周年記念 画家が見たこども展』
※6月7日まで開催予定の展覧会(臨時休業中)の動画
美術館情報/2010年開館。建築家ジョサイア・コンドルの設計を復元した赤煉瓦造が特徴

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