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2020.06.24 07:00  週刊ポスト

ロッテオリオンズのマーク 「伝言ゲーム」で年々微妙に変化

大事なことが「伝言ゲーム」で…

 現在は千葉が本拠地のロッテだが、かつては川崎、さらにその昔は東京都内に本拠地を置いていた。当時のチーム名はオリオンズ。帽子にもドラマがある。約700点に上る野球帽の歴史を解説した『野球帽大図鑑』(著/綱島理友、イラスト/イワヰマサタカ。朝日新聞出版刊)から、ロッテの帽子にまつわるエピソードを紹介しよう。

 1969年、東京オリオンズはロッテオリオンズにチーム名を変更する。このとき誕生したのがLOマークだった。1973年に金田正一がロッテの監督に就任すると、ユニフォームのデザインを変更。ブルーだった帽子は紺に変更され、マークの縁取りや空気穴などに赤が採用された。このデザインはロッテが川崎から千葉に移転する1991年まで19シーズン継続した。

 しかしこの帽子、時代によって微妙にマークの形が違っている。現在では各球団の使用するデザインは厳密に管理されているが、当時は帽子メーカーが前年のマークを見ながら、見よう見まねで次の年のマークを刺繍していた。いわば伝言ゲームで言葉が変わっていくように、だんだんと形が変わっていったのである。

「マサカリ投法」の村田兆治(写真/共同通信社)

※週刊ポスト2020年6月26日号

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