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Wi-Fiは電気ガス水道に次ぐ第4のインフラ 国内普及率70%

『エンガジェット 日本版』編集長の矢崎飛鳥さん

 いまこの記事を読んでいる多くの人にとって「Wi-Fi(ワイファイ)」はお馴染みだろうが、まだまだ利用していない家庭も少なくない。Wi-Fiは、スマホやパソコンなどのデジタル機器を高速インターネット回線に繋ぐための方式(技術)のことをいう。端末とインターネット回線の間を無線(電波)で繋ぐので「無線LAN」と呼ばれることもある。自宅でWi-Fiを利用するには、Wi-Fiルーターが必要となる。

 そんなWi-Fiを『エンガジェット日本版』の矢崎飛鳥編集長は「電気・水道・ガスに次ぐインフラになった」と説明する。

「まだ導入していない人は今すぐ家に入れることをオススメしますね。昨今はスマホの利用が当たり前になりましたが、Wi-Fiがあれば自宅のパソコンでのインターネット利用も快適になりますし、ケータイの通信費も抑えられる。さらに最近はWi-Fiに接続してスマートスピーカーに連動させたり、声でエアコンやテレビのリモコン操作が行なえる家電も増えているので、普及率はさらに上がると思います」

 そんなWi-Fiはコロナ禍で自宅で過ごす時間が増えてより重要性を増している。関連機器を販売するバッファローの広報・浜岡航平氏も「自粛期間中に販売数は増加した」と話す。

「総務省の調査によるとインターネット利用率は昨今、増加傾向にあります。国民全体のネット利用率は89.8%、国内のWi-Fi普及率は70%程度とみています」

 デジタル化が進む現代、もはや家庭にWi-Fiを取り入れることが当たり前の時代になっている。

※週刊ポスト2020年7月10・17日号

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