バイデン氏は脳の手術を受けたことがあるが、その症状からは回復している。一方で、記憶障害は加齢とともによく見られ、アルツハイマー病または血管性認知症が代表的な原因となる疾病である。バイデン氏は詳細な医療記録を公表していないので、現状では彼の体に何が起きているかは推測するしかない。
もし認知症であるならば、ストレスを抱えて人前に出ていると悪化するおそれもある。そして、彼自身が自分は年を取っているとコメントしたことも重要だ。それは彼が自分の医学的な問題を認識していることを示唆している。
アメリカには、頭の働きが十分でない大統領をいただく余裕はない。私たちが彼の政治信条に賛同するかどうかという以前に、かの有名な「午前3時の電話」(ホワイトハウスに夜中にかかってくる緊急連絡)に対して、正しい判断と決定を下せるかどうかは重要だ。ジョー・バイデンにそれができるのだろうか。
(この記事は「American Thinker」の許諾のもと同サイトの記事を翻訳・要約したものです)
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