ライフ

筋力低下、手の動きが鈍く…などに有効な在宅リハビリ療法

在宅リハビリでできることとは(イラスト/オモチャ)

 筋力が低下して歩くのが不安、手の動きが悪くなった、言葉が出にくくなった…といったことが心配なときに、在宅リハビリテーションというサービスがある。コロナ禍のいま、体を動かす機会が減り、心身の機能低下の不安から問い合わせも増えているという。

 これは看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が心身機能の維持や回復、生活の自立のためのリハビリを自宅に来て行うもの。ハビリ推進センター代表の阿部勉さんが代表を務めるリハビリ推進センターの事業の1つ、板橋リハビリ訪問看護ステーションでも看護師と協働しながら、在宅リハビリサービスを提供。

 在宅リハビリの主なサービスは以下だ。

●歩行、寝返り、立ち上がりなどの機能訓練
●食事、着替え、排泄などの生活動作訓練
●福祉用具のアドバイス
●在宅改修のアドバイス
●言語機能、嚥下機能訓練
●介護家族へのアドバイス
●目標設定(活動と参加)

「徐々に低下する機能をいかに落とさないようにするか、また低下した機能に合わせた生活の仕方のアドバイスも行います。また入院中にリハビリを行っていて、退院後、環境の違う自宅で成果が発揮できないという人も意外に多く、在宅リハビリが力になります」(阿部さん)

 対象者は要介護認定を受けた人で、主治医が必要を認めた場合。利用したいときはケアマネジャーに相談を。また、要介護認定がない場合は医療保険で利用できるので医師に相談を。

※女性セブン2020年9月10日号

関連記事

トピックス

林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
「パー子さんがいきなりドアをドンドンと…」“命からがら逃げてきた”林家ペー&パー子夫妻の隣人が明かす“緊迫の火災現場”「パー子さんはペーさんと救急車で運ばれた」
NEWSポストセブン
豊昇龍
5連勝した豊昇龍の横綱土俵入りに異変 三つ揃いの化粧まわしで太刀持ち・平戸海だけ揃っていなかった 「ゲン担ぎの世界だけにその日の結果が心配だった」と関係者
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト
韓国アイドルグループ・aespaのメンバー、WINTERのボディーガードが話題に(時事通信フォト)
《NYファッションショーが騒然》aespa・ウィンターの後ろにピッタリ…ボディーガードと誤解された“ハリウッド俳優風のオトコ”の「正体」
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「高市総理を阻止せよ」イカサマ総裁選の裏ほか
NEWSポストセブン