ライフ

ペットロスのつらさを語り合う座談会 参加者の9割は女性

47都道府県を巡ったまさおくんとは生後10か月のときが初対面。2000年から6年間、旅のパートナーだった(写真提供/松本秀樹さん)

 今は日本国内の15歳未満の人口より多いのが、ペット飼育数。完全にペットは家族と同様の存在なのだ。そんなペットが亡くなったら、どうやって喪失感を向き合えばいのだろうか――。

『ペット大集合!ポチたま』(テレビ東京系)の「ポチたまペットの旅」でラブラドール・レトリーバーの「旅犬」とともに全国を回った、タレント・ドッグトレーナーの松本秀樹さん。初代「まさお」くんは7才で悪性リンパ腫により他界し、2代目の「だいすけ」くんは6才のときに胃捻転で亡くなった。

「まさおは人間だと50才ぐらい、だいすけは45才ぐらいだったので、天寿を全うさせてあげられなかった後悔はいまでもあります。怒りと謝罪と悲しみはいつまでも残っていますね」(松本さん・以下同) 
 
 そんな“ふたり”を見送った松本さんのブログやツイッターにはさまざまなメッセージがいまも寄せられるという。

「ペットを失ってつらい思いをしている人から『どうやって立ち直ったのですか?』という質問が多く届きます。本音を言うと、ぼくも実は立ち直っていない。でも元気そうに見えるのはなぜかと考えたら、イベントや講演会がポイントだと気づいたんです。彼らの思い出を語りながら、会いたいぞ、悲しいぞという気持ちを言葉にしてアウトプットしている。自分の思いを吐き出して、みんなが共感してくれる。すると、気持ちがとてもラクになるんです」

 とはいえ、一般にはペットの死を友人や知人に話す機会はそう多くない。

「たしかに、友達とお茶を飲んでいる最中に『そういえばうちのコが死んじゃってね』とは言いにくいですよね。話を聞いてもらいたいのに、語る場所がない。あのコに会いたいな、寂しいなと思いながら悶々と暮らしている。だったら話す場を設けるのがいいと思ったんです」

 そこで始めたのが『私は一生ペットロス宣言座談会』だ。昨年9月に第1回を開催し、約20人が参加した。

関連記事

トピックス

還暦を迎えられた秋篠宮さま(時事通信フォト)
《車の中でモクモクと…》秋篠宮さまの“ルール違反”疑う声に宮内庁が回答 紀子さまが心配した「夫のタバコ事情」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《株や資産形成の勉強も…》趣里の夫・三山凌輝が直近で見せていたビジネスへの強い関心【あんかけパスタ専門店をオープン】
NEWSポストセブン
“ミヤコレ”の愛称で親しまれる都プロにスキャンダル報道(gettyimages)
30歳差コーチとの禁断愛の都玲華は「トリプルボギー不倫」に学んだのか いち早く謝罪と関係解消を発表も「キャディよりもコーチ変更のほうが影響は大きい」と心配の声
週刊ポスト
小芝風花
「頑張ってくれるだけで」小芝風花、上海でラーメン店営む父が送った“直球エール”最終回まで『べらぼう』見届けた親心
NEWSポストセブン
安青錦(時事通信フォト)
最速大関・安青錦は横綱・大の里を超えられるのか 対戦成績は0勝3敗で「体重差」は大きいものの「実力差は縮まっている」との指摘も
週刊ポスト
熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト