ライフ

ショートケーキの正しい食べ方マナー いちごをいつ食べる?

いちごのショートケーキのスマートな食べ方は?(写真/アフロ)

 華やかにデコレーションされたケーキを食べるとき、崩したり、倒れたりなど、困ったことはありませんか? でも、基本の食べ方を知っておけば安心。人前でもスマートに食べられます。マナーアドバイザー、エル・ステーションLTD.代表で、研修や客員講師、メディアの監修で活躍する松本繁美さんに、色々なスイーツの正しい食べ方を聞きました。

※ここでは右利きの場合を例に説明しています

 ケーキにはさまざまな形があるが、美しく食べるためには形によって食べ始める場所が違うという。

「三角形なら先の細い部分から食べ始めます。四角形は手前の左側から、円形は手前側からになりますが、これは食べ口を向かい合う相手に見せないマナーです」

 と松本さんは語り、次にフォークの使い方を教えてくれた。

「ケーキはひと口ずつフォークでカットします。まずは、ケーキにフォークを垂直に立て、そのままひと口大をすくいます。フォークを横にして切ろうとすると崩れやすく、ひと口分が大きくなるので避けましょう。左手(利き手でない方の手)でお皿を支えること(添え手)も忘れずに」

 食べ進んでケーキが倒れそうになったときは、慌てずにフォークで倒すと美しく食べられる。

■『いちごのショートケーキ』の食べ方マナー

【1】フィルムの端にフォークの先を1~2本差し込んでめくったら、ケーキに触れている側を内側にし、くるくる巻いてはがす。

ケーキフィルムはフォークで巻き取るのが正解

【2】フォークで巻き取ったフィルムは皿の奥に置き、左手でフィルムを軽く押さえてフォークを抜き取る。ケーキの種類にかかわらず、フィルムはこの方法ではがす。

【3】三角形の尖っている部分から食べ始める。フォークを立ててひと口分を切り、そのまま手前に倒して食べる。幅が広いケーキの場合のみ、フォークを横にして切り分けてもよい。

【4】いちごを先に食べるとショートケーキの美しさが崩れてしまうため、いちごが飾ってある位置まで食べ進めてから、スポンジやクリームと一緒に食べる。

【5】いちごがのった状態ではどうしても食べづらい場合は、いちごを皿に移し、スポンジやクリームと別々に食べても問題ない。

■『タルト』の食べ方マナー

タルト生地に穴をあければ簡単

 フォークを立ててタルト生地に穴を開けたら、フォークを横に寝かせて切り分ける。タルト生地がかたい場合は、穴を前後にずらして数か所開けると切りやすくなる。

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン