『zero』の有働さんはしばらく見られない
とはいえ、司会者がその日になって突然休むとなれば局側も大変だ。
「代役を出せない場合は撮影自体が取り止めになることもある。8月17日にはダウンタウンの浜田雅功(57)が発熱し、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日テレ系)の収録が取り止めになった」(テレビ局関係者)
スポーツなどの興行ビジネスでも、出場者の1人が発熱したことで、イベントそのものが中止されたケースもあった。
新日本プロレスでは8月13日に愛媛県宇和島市で予定していた大会を、「出場選手の一部に発熱が確認」されたことを理由に、大会当日に中止とした。発表されたのは試合開始直前で、すでに観客が集まった場内でアナウンスがあり、チケットは払い戻しになった。
「チケット代だけでも損害額は500万円以上。ほかに体育館使用料なども入ってくるのでかなりの損失になる」(プロレス関係者)という。
新日本プロレスに聞くと、「後日(出場選手は)陰性が確認されたが、試合前の時点では陽性の可能性もあったため中止した」とのことだった。
※週刊ポスト2020年10月2日号