ダウンタウン(だうんたうん)

ダウンタウンのプロフィール

出身地:兵庫県

幼なじみの松本人志と浜田雅功が高校卒業後、1982年に結成。吉本興業の養成所「NSC」大阪校1期生での同期はトミーズ、ハイヒール、内場勝則ら。旧コンビ名「てるお・はるお」「ライト兄弟」などを経て、1984年「第5回ABC漫才・落語新人コンクール」で最優秀新人賞を受賞するなど頭角を現し、1987年放送の『4時ですよーだ』(毎日放送、関西ローカル)でアイドル的人気に。1989年に東京進出を果たし、『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジ系)へのレギュラー出演で名前は全国区に。ウッチャンナンチャンらと共演した深夜番組『夢で逢えたら』(フジ系)や、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日テレ系)、『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジ系)で大ブレイク。同時に、関西弁による“ボケ”“ツッコミ”などの文化が一般人の間にも広く浸透したほか、「すべる」「さむい」「イタい」など彼らが使う独特のお笑い言語も一般に定着するなど影響を与えた。

最終更新日:2022年06月09日
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ダウンタウンの最新ニュース

テレビ局の視聴率に対する取り組みの変化も影響か(『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』公式サイトより)
『金スマ』は2年で視聴率急落 レギュラー番組低迷で中居正広の正念場
 中居正広が正念場に立たされている。最近、MCを務める番組の視聴率が冴えないのだ。現在のレギュラーは『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)の3本となっている。「特に『金スマ』の下落ぶりは激しいですね。2年前くらいは2ケタを何度も取っていましたし、志村けんさんの追悼スペシャルの世帯視聴率は20.1%(2020年4月3日。ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)でした。それが、2年後の今年4月8日は6.8%と約3分の1になりました。3月18日には4.7%を記録しています」(テレビ局関係者) この急降下にはテレビ界の事情が大きく関係しているという。「2年前から個人視聴率が全国的に導入され、局が主に49歳以下を対象とする番組作りを始めた。それまでの世帯視聴率ではなく、『コア視聴率』を狙うようになったんです。この用語は、昨年ダウンタウンの松本人志さんがツイッターで言及したことで業界以外にも浸透したかもしれません。 もともと、『金スマ』は50歳以上に人気がありましたし、F2(女性35歳~49歳)の数字も良かったんです。しかし、コア層の支持獲得を目指し、若者に受けそうな内容に変更したため、F2の視聴者も離れてしまった印象です。『金スマ』は視聴率指標変更の影響をモロに受けましたね」(同前) 以前は高齢者に馴染みのあるタレントのドキュメンタリーがよく放送されていたが、最近はお笑い事務所の特集をしたり、かつての人気企画である社交ダンスを復活させたりと試行錯誤を繰り返している。TBS局内ではどのような評価なのか。「社交ダンスの世帯視聴率は最近にしては悪くなかったですが、それはF3(女性50歳以上)が引き上げたもので、局内の評価はそこまで高くない。TBSは個人視聴率導入の2020年、13歳から59歳までを『ファミリーコア』と定義しました。しかし、1年後に4歳から49歳までの『新ファミリーコア』に変えました。これも『金スマ』には痛かったですね」(TBS関係者) ここまで数字が落ちれば、終了の可能性も出てくるかもしれない。「最近は視聴率が取れないために休止が多いですが、代わりの特番も芳しくない。『金スマ』は知名度の高い番組ですから、新しい鉱脈を見つけて『新ファミリーコア』の数字を取りたい。もし視聴率の高い特番が出てくれば、『金スマ』の立場も怪しくなってきます。打ち切りは当面ないと思いますが……」(同前)若年層を重視するテレビ局とファンの高齢化 中居のもう1つのゴールデン帯の番組である『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、土曜昼の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)はどうなのか。「日本テレビは13歳から49歳までをコアターゲットとしています。その数字は合格点だと思いますよ。F2が10%を超えることもありますから、すぐには番組テコ入れとはならないでしょう。ただし、日本テレビの場合、決してコア視聴率の悪くなかった『深イイ話』や『今夜くらべてみました』を今春に終了させるなど、“攻めの改編”をしています。そのため、『仰天ニュース』も油断はできません。『キャスターな会』は世帯視聴率が6%前後で、その大半は50歳以上に支えられている番組です。日テレやフジテレビだとすぐに手をつけられてもおかしくないのですが、テレ朝は高齢者も視聴ターゲットに考えているので、この番組はまだまだ続くのではないでしょうか。意外と一番安泰かもしれません。2つとも、視聴率がすごくいいわけではないですけれど」(前出・テレビ局関係者) 春の改編期のスペシャル番組で、中居がメインを務めた番組の視聴率も、そこまで良いとは言えなかった。「3月22日の日本テレビ『中居正広の3番勝負!レジェンドとガチ対決SP』は世帯7.7%でした。コア視聴率も日テレの中では良いとは言えない。28日のフジテレビ『春の番組対抗 タイムリミットバトル ボカーン!』は世帯6.7%で、コア層の数字も良くなかった。いずれもゴールデンタイムですし、全体的にもう少し取りたかった。 21日のNHK『笑いの正体』は漫才をテーマに掘り下げ、ダウンタウンの松本人志がVTR出演するなど中居を起用した効果は絶大でした。それでも、世帯5.1%でした。NHKは広告主がいるわけではないので、視聴率はあまり関係ない局ですが、最近は数字を気にするし、若者にも見てもらおうとする。この番組の視聴者は男女50歳以上が中心でした。良い切り口の番組なので、また放送してほしいです」(同前) 2年前のジャニーズ事務所退所会見では、当意即妙な受け答えで絶賛された中居。どうしてレギュラー番組の視聴率が下がっているのか。「今さらですけど、SMAPの解散は大きかったですよね。SMAPというグループがあるから、ソロ活動も光っていた。メンバーにとって、どちらも切り離せない両輪だった。中居は当時、『アイドルなのに司会もできる』という評価だった。そして芸能界有数の司会者に成長していった。その過程において、SMAPのメンバーだったということは影響していたと思います。 もう1つ、SMAPファン、中居ファンも少しずつ歳を取り、テレビ局が重視する視聴者層から離れていっている人も増えている。その辺が理由ではないでしょうか。もちろんMCだけに低迷の原因があるわけではありません。でも冠番組の視聴率が下がれば、責任は感じるところでしょう」(同前) アイドルから司会者に転身した第一人者である中居がこのまま終わるとは思えない。ここからどう巻き返しをはかっていくのか、注目したい。
2022.06.03 20:49
松本人志の何がすごいのか?
視聴率論争から10か月、松本人志が年一回のコントに挑むことの意味とは?
 今、テレビ局の関係者やお笑いファンから注目を集めている番組が『キングオブコントの会2022』(日本テレビ系)だ。今月3日にダウンタウンとして即興漫才を披露した松本人志(58才)が今度は「年に一度」の新作コントを披露するのだ。昨年、松本のツイートをきっかけに視聴率論争を巻き起こした同番組だが、今年、松本の挑戦はどんな意味を持つのか。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 9日夜、大型コント特番『キングオブコントの会2022』が放送されます。 同特番のコンセプトは、「コント日本一決定戦『キングオブコント』にゆかりのある芸人たちが書き下ろしの新作コントを披露する」というもの。制作サイドが「日本一豪華なコント番組」と掲げるだけあって松本人志さんを筆頭に、さまぁ~ず、バナナマン、『キングオブコント』歴代王者12組をそろえた32名が集結し、新作コント19本を披露します。 なかでも特筆すべきは、事実上の主宰者とも言える松本さんが新作コントを書き下ろし、自ら披露すること。昨年6月12日に第1弾が放送されたときは、「松本人志が民放20年ぶりに新作コントを披露」と大きく報じられましたが、今回はそれ以来の機会であり、まさに「この番組でしか見られない」という希少価値の高いものになっています。 そしてもう1つ忘れてはいけないのは、昨年の放送後に起きた視聴率をめぐる騒動。ネット上のコメントではおおむね好評であり、ツイッターのランキングをにぎわせたものの、「視聴率は6.8%に留まった」というニュアンスで報じられたことに松本さんが怒ったのです。松本さんは、「キングオブコントの会は内容的にも視聴率的にも大成功でした。ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう? その指標あんま関係ないねんけど」「コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやったんです。だから、低視聴率みたいなミスリードは番組を見てくれた皆さん、後輩達に申し訳ない気がします」というツイートを続けてアップ。大きく反論したことで、世間の人々を巻き込んで「視聴率報道はどうあるべきか」「コア視聴率とは何か」という論争を巻き起こしました。コントの魅力を伝えられるスケール感 そんな騒動が記憶に新しい状態で放送される9日の第2弾は、松本さんにとって昨年以上に「失敗したくない」、あるいは「視聴率の報じられ方が気になる」ものになりそうです。もともと力を入れていた特番に、さらに力が入る理由が加わり、昨年以上のエネルギーをかけてコントを書き、演じたのではないでしょうか。 では、松本さんが年一度のコントに挑むことにどんな意味があるのか? 真っ先に挙げられるのは、「コント」そのものの魅力やポテンシャルを多くの人々に伝えられること。松本さんが中心となって動くことでコント特番としての格が上がって12組もの歴代王者を集めることができ、選び抜かれた実力者による「本当に面白いコント」を見せることが可能になります。 しかもそのコントは、「王者たちが自ら脚本・演出・キャスティングした新作」であり、さらに「ここでしか見られないコラボ」などのプレミア付き。現在はYouTubeや動画配信サービスなどでも芸人のネタが見られるようになりましたが、それらとは一線を画すスケールとクオリティのコントを見せるのです。 また、見逃せないのが、松本人志 が年に一度のコントに挑むことで得られる制作サイドのメリット。「特番としての価値が上がり、3時間の長時間放送が可能になる」「予算が確保できて豪華なコントセットが組める」「『日本一豪華なコント番組』と自信満々のPRができる」などのメリットがあり、おのずと世間の注目度は上がり、視聴人数は増えていきます。 現在でもテレビは「より多くの人々が見る」という点で、ネットを大きく上回るものがあり、さらに土曜のゴールデンタイムは、その最たるところ。『キングオブコントの会』は、コントそのものの価値を上げるような位置づけの番組であり、だからこそ松本さんが年一度のコントに挑む必然性があるとも言えそうです。「今なお最前線のコント師」を立証 もう1つ重要なポイントは、「松本さん自身が今なお最前線のコント師である」ことの立証。 松本さんは『キングオブコント』や『M-1グランプリ』(朝日放送・テレビ朝日系)の審査員、『IPPONグランプリ』のチェアマンであるほか、『人志松本のすべらない話』『人志松本の酒のツマミになる話』『まっちゃんねる』『まつもtoなかい~マッチングな夜』(フジテレビ系)、『審査委員長・松本人志』(TBS系)などの冠番組を持っています。もちろんダウンタウンとしての活動も含めて、「ご意見番」「プロデューサー」のような役割が通常のポジションと言っていいでしょう。 しかし、松本さんはそんなポジションを務めていながらも、決して「一歩引いて見ている」というスタンスではありません。アドリブのトークで誰よりも笑いを取り、『IPPONグランプリ』では自分のネタも披露するなど、現役バリバリの芸人としての姿を見せ続けているのです。また、今月3日になんばグランド花月で行われた吉本興業110周年特別講演「伝説の一日」にダウンタウンとして出演し、漫才を披露して称賛を集めたばかり。『キングオブコントの会』でも、現役バリバリのコント王者たちと共演することで、今なお変わらぬコント師としての力を見せてくれるでしょう。 松本さんのコントを見たことがない10代・20代の人々にとっては、単なる「大物芸能人」ではなく、コント師としての実力にふれられる希少な機会。30代以上の人々にとっては、かつて親しんだ松本さんのコントを見られる貴重な機会。漫才を含めても、ネタ系のコンテンツとしては日本一と言っていい豪華さがあるだけに、注目してみてはいかがでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。 
2022.04.08 17:05
ダウンタウン漫才復活に「雨上がり決死隊解散」「おぼん・こぼん仲直り」が与えた影響
ダウンタウン漫才復活に「雨上がり決死隊解散」「おぼん・こぼん仲直り」が与えた影響
 吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」千秋楽公演が4月3日、大阪市のなんばグランド花月(NGK)で行なわれ、ダウンタウンがNGKでは31年ぶりとなる漫才を披露したことが大きな反響を呼んでいる。 長く漫才から遠ざかっていた2人を再びセンターマイクに呼び寄せたものは何だったのか。ベテラン芸能ライターは、「雨上がり決死隊の解散が与えた影響は大きかったのではないか」と推測する。「とりわけ変わったのは、松本(人志)さんの浜田(雅功)さんに対する姿勢です。過去、松本さんが浜田さんのことを公に語ることは珍しいことでしたが、2019年に起きた闇営業問題以降は、たびたび浜田さんについて率直な思いを口にするようになりました。『松本、動きます』という自身のツイートや極楽とんぼ・加藤浩次さんの吉本批判がクローズアップされると、『加藤には山本(圭壱)がいて、僕には浜田がいて、相方が特別な存在やから、その二人を無視した発言をしたことはあまりよろしくなかった』(2019年7月28日放送『ワイドナショー』)と反省を述べました。松本さんが浜田さんを『特別な存在』と明言することは、近年あまりなかったことでした。 さらに、その闇営業問題で溝ができた雨上がり決死隊の解散が、松本さんをコンビ愛に駆り立てたように見えます。松本さんは、雨上がりの解散について、宮迫(博之)さんが蛍原(徹)さんのほうを向いてなかったのではないかと指摘したうえで、『僕は相方を笑わすことがオモロい』『浜田が俺の言ったことで笑ってることがオモロい』『そこの優先順位が僕はたぶん1番高い』(2021年8月22日放送『ワイドナショー』)とはっきり言いました。これほど率直にコンビ愛を語る姿には、芸人の間でも驚きの声が上がったそうです」 もう一つ、ダウンタウンに漫才復活への熱意を与えたとされるのが、『水曜日のダウンタウン』で2021年10月6日に放送されたおぼん・こぼんの“仲直り”だった。「長年の不仲を乗り越え、再び2人で漫才に向き合ったおぼん・こぼんを観て、松本さんは『やっぱりかっこいいよねー』と感想を述べ、浜田さんも感動した様子でした。ダウンタウンにも一時期、不仲の時期があったと言われていますから、なおさら感じ入る部分があったのでしょう。コンビでの活動から遠ざかり解散に至った雨上がりと、漫才という原点に返ったおぼん・こぼんの対照的な在り方は、ダウンタウンが漫才にもう一度取り組む大きなきっかけとなったのではないでしょうか」(同前) 浜田は久しぶりの漫才の最中、松本に向かって「お前、楽しそうやな」と思わずこぼした。松本は、「浜田が俺の言ったことで笑ってる」至福の瞬間を、堪能していたのだろうか。
2022.04.05 13:09
自らも浮き沈みを経験してきたからこそ
くすぶる吉本芸人を救った「有吉再生工場」が取っ払う“事務所の壁”
  有吉弘行がMCを務める『有吉の壁』(日本テレビ系)からブレイク、あるいは再ブレイクを果たした芸人は多い。チョコレートプラネット、シソンヌ、とにかく明るい安村、もう中学生、パンサーらが代表格だが、彼らには共通点がある。いずれも吉本興業の東京本社に所属し、しかもNSC(吉本総合芸能学院)東京校の出身なのだ。それは偶然ではないと、吉本の関係者が語る。「『有吉の壁』はくすぶっている東京の吉本芸人にチャンスを与えてくれていて、吉本芸人の間では『有吉再生工場』と呼ばれるほどの影響力があります。 そもそも吉本では、1期生のダウンタウンから連なる大阪NSC出身の漫才コンビこそが保守本流です。近年では、大阪ローカルで地力をつけながら、M-1で名を上げ、東京に進出しひな壇からMCへとステップアップしていくという方程式が出来ていた。麒麟、フットボールアワー、千鳥、かまいたちまで、みなその系譜です。 それに対して、東京NSCの出身者は、漫才師よりもコント師のほうが多い。彼らはそれぞれ個性的で実力もありますが、ひな壇における団体芸などが苦手なため、吉本が制作に絡むタイプのバラエティにはなかなかハマりづらい。コント師として高い評価を得ながらブレイクしきれなかったチョコプラ、シソンヌ、一発屋としてブーム収束後は再浮上のきっかけがなかった安村、もう中、みんなそうです。それが、『有吉の壁』というミニコント形式の番組で、思う存分、真価が発揮され、ブレイクにいたりました」 なかでも「『有吉の壁』に救われた」と関係者が口を揃えるのが、パンサーである。売れっ子の印象が強い彼らだが、意外にも一時期は追い込まれていたという。「パンサーは尾形(貴弘)さんが天然熱血キャラとしてバラエティに呼ばれていたものの、トリオとしてはハナコ、四千頭身といった第7世代に押され気味でしたし、吉本のなかでも、霜降り明星、ミキ、EXITがプッシュされており、微妙な立場でした。 それが、2020年4月に『有吉の壁』がレギュラー化されると、それまで目立たなかった菅(良太郎)さんのネタ作りのセンスが高く評価されるようになりました。また優等生キャラだった向井(慧)さんの弱点が大喜利であることに有吉さんが目をつけ、いじることで親近感を持たれるようになったことも大きい。トリオとしてもバランスが良くなりました。 菅・向井の2人がチョコプラと組んだ番組初のユニットの鼻詰まりバンド(美炎-BIEN-)がCDデビューしたり、4月からは向井さんのラジオ番組が始まるなど快進撃が続いています。パンサーの3人は『有吉さんのおかげ』と公言していますが、実際、いくら感謝してもしきれないでしょう」(同前)有吉の『内村プロデュース』への恩義 有吉が猿岩石としてブレイク後に仕事がなくなっていたころ、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)で内村光良に引き上げてもらったことに今も恩義を感じているのはよく知られている。『有吉の壁』はその後継としての役割を果たす番組だが、有吉はより広く芸人たちを救おうと考えているようだ。ベテラン芸能ライターが語る。「かつてはダウンタウンをはじめとする関西吉本芸人の番組には吉本勢が、とんねるずやウッチャンナンチャンら関東芸人の番組には非吉本勢がメインで出演するのが慣例でした。近年は、松本さんの番組にさまぁ~ずやバナナマン、内村さんの番組に宮川大輔さんや千鳥が出演するなど、徐々に融合が進んでいましたが、有吉さんは吉本と非吉本の“事務所の壁”をすべて取っ払おうとしているように見えます。 有吉さんは、自らを『お師匠さん』と慕う平成ノブシコブシの吉村(崇)さんらとの交流を通じて、大きな事務所であるがゆえに生存競争の激しい吉本芸人の大変さも分かっている。そこで、売れっ子のルートから外れてしまった吉本芸人にも復活の機会を与えようとしているのではないでしょうか。 吉本芸人も、以前は吉本同士でしか絡まない傾向がありましたが、この番組を機に変わりつつある。『有吉の壁』では事務所の壁を越えた芸人同士のコラボネタも増えており、この流れはテレビ界全体にも波及していくかもしれません」
2022.03.22 16:27
NSC東京校のネタ見せ授業
ダウンタウン、ナイナイらを輩出 笑いの構造をマジメに学べる「NSC」に潜入
 お笑い界での成功を目指すなら、「芸人に弟子入りし、師匠の背中を見ながら数年かけて芸を盗む」以外にも道がある。お笑いを学べる学校は10校以上存在するが、なかでも吉本興業が運営する学校、通称「NSC(New Star Creation)」は、圧倒的多数の芸人を輩出してきたことで知られる。1年間で次世代のお笑いスターを育成する、そのシステムを垣間見てみよう。「トリオを結成してから日が浅いでしょ?」 NSC(吉本総合芸能学院)東京校のネタ見せ授業。生徒が自作のネタを披露し、それを見た講師が指導していく時間だ。じつは数か月前に相方と別れた者同士でトリオを組み直しまして……と生徒が説明すると、NSC講師を務める放送作家の遠藤敬氏は、「関係性の緩さが、こちらに伝わってきてしまう。3人ならもう劇団のようなものだから、誰かひとりが座長にならないと、ネタにもまとまりが出ないね」 と、やさしい口調で改善点を指摘していく。ほかの生徒には、声の大きさ、演技力、ネタ展開のさらなるヒネリなど、各人に即した講評を繰り出す。緊張して頭が真っ白になり、セリフが飛んで立ち尽くしてしまった生徒には、「売れてる芸人でも緊張はする。対策として、セリフが口から勝手に出てくるくらい、とにかく練習するしかない。ライブでギャグがスベるとムチャ緊張するけど(笑)、ウケたら緊張は消えるものだから」とアドバイスした。 お笑いを学ぶ学校は、一般的に「養成所」とも呼ばれ、多くが芸能事務所の傘下にある。芸能事務所側としては、才能ある芸人の卵をいち早く探し出して所属させたい。芸人を目指す素人は、業界を知り尽くす芸能事務所の力を借りたい。両者を結び付けるお笑いの学校は、双方にチャンスを与えてくれる場なのだ。 芸人になる方法としては、すでに成功を収めた芸人に弟子入りし、師匠の身の回りの雑用をこなしつつデビューのチャンスを待つのが過去の王道だった。 ただし、漫才といえば「ボケ役とツッコミ役が元気にテンポよく話を進める」ばかりだったのが、今や「2人ともボケ役で延々ボケまくる」「ゆったりと気弱な口調でシュールなオチを繰り出す」「あまりしゃべらず、沈黙の時間で笑わせる」など、幅広い芸風が世間に受け入れられている。となると、師匠ひとりで新しいお笑いスタイルに理解を示し、自分とはまったく路線の異なる弟子を指導するには限界もあるだろう。 一方、複数の講師を抱えるお笑いの学校は、笑いの多様性を広げる源だ。とくに大手芸能事務所である吉本興業が運営するNSCは、大阪校の1期生でいきなりダウンタウンを輩出。続いてナインティナイン(9期)、ブラックマヨネーズ(13期)、ゆりやんレトリィバァ(35期)、東京校からはピース(5期)、渡辺直美(12期)、空気階段(17期)などなど、毎年確実に旬な芸人を育て、デビューさせてきた。彼らの後に続くべく、NSC生は今日も至極マジメにお笑いを学んでいるのである。M-1王者からレジェンドまで講師はお笑いの成功者たち【現役で活躍する著名芸人が直接指導】 売れっ子芸人が多忙なスケジュールを調整しつつ講師役を務める。運営する吉本興業の歴史や人脈の賜物だ。一例)・木村祐一:芸人活動のほか映画監督、放送作家として活躍・佐藤哲夫(パンクブーブー):M-1グランプリ2009優勝・竹若元博(バッファロー吾郎):近年は即興トーク&コントで活躍【放送作家やディレクターも講師に】 お笑い界を俯瞰しつつ裏方から支えてきた面々が、指導やアドバイスを行なう。笑いの源泉に触れる絶好のチャンス。一例)・本多正識:構成作家、『M-1グランプリ』など複数のコンクールで審査員・大池晶:関西演芸作家協会・副会長、NHK『バラエティー生活笑百科』台本担当現役生徒〈NSC東京校27期生〉はNSCをこう見ている・カーステレオミュージック:フリーで芸人活動をしていたが、自分たちで改善点を見つけられず、指導を求めてNSC入学。「同期生というライバルが大勢いるので、モチベーションが保てる」・ガシヒ:30歳を目前に芸人への転身を決心した、元・CMクリエイター。ネタ作りは未経験だったが、入学後「ネタを作って、人に見せて、の循環で芸人としての基礎ができた」・ナンシャ:「有名人になって故郷に錦を飾りたい」ユーチューバーと「NSC入学は親にナイショ」の元・証券会社社員によるコンビ。NSCの利点は「吉本が持つ舞台にすぐ出られるところ」取材・文/山本真紀 撮影/古川章※週刊ポスト2022年4月1日号
2022.03.22 14:22
篠原涼子
篠原涼子に漂う“現役感”に共演者、スタッフからため息 離婚騒動でも好感度上昇 
 離婚騒動から半年たった女優・篠原涼子(48才)の勢いが止まらない。ドラマ、映画と出演が続き、バラエティからも引っ張りだこだ。その理由について放送作家でコラムニストの山田美保子さんが解説する。 * * * 2月14日から配信がスタートしたNetflixの主演ドラマ『金魚妻』と、3月12日に公開された主演映画『ウェディング・ハイ』の番宣で、篠原涼子がトーク番組やバラエティ番組、情報番組などに出まくっている。『金魚妻』は、タワマンを舞台に6人の女性が禁断の不倫愛に足を踏み入れていくストーリー。離婚ホヤホヤの篠原や長谷川京子が大胆な“艶技”に挑戦していることは、おおいに話題を呼んでいる。 篠原は、監督が女性(フジテレビの並木道子氏ら)なので「女性でも安心して観られる」とPRしている。“sino R fine“名義で同作の主題歌『Crazy for you』も担当し、サビの歌詞の一部は自分のアイディアだとも明かしている。共演者やスタッフからは「キレイ」「瑞々しい」の声 果たして、トーク番組でもバラエティ番組でも情報番組でも、時間帯に関係なく画面から伝わってくるのは、48歳とは思えない篠原の若々しさと美しさ、そして“現役感”である。 共演したタレントや制作を担当したスタッフらに話を聴くと、生で見る篠原には、画面越しよりもさらに生々しい現役感に溢れているそうだ。 そういえば、『A Studio+』(TBS系)に出演した際は、オープニングで篠原の楽屋を訪ねたKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が、ひととおり挨拶を終え、扉を閉めた直後、溜息交じりに「キレイ」と呟いていた。いつもなら本編に出す取材結果をゲストに匂わせ、慌てさせるだけなのに、「初めまして」だった篠原の美しさと艶やかさに藤ヶ谷のほうが慌ててしまったというワケだ。 他番組のスタッフからも、「肌の瑞々しさがハンパなかった」「ナマ脚で驚いた」「ボトムスが超ミニ丈で目のやり場に困った」などなど、戸惑いの声を聞いたものである。 篠原を「神様がくれた宝物」と表現していた市村正親との15年間の結婚生活は、昨年7月、まさかのピリオドが打たれ、マスコミを驚かせた。数年前、立て続けに市村、篠原と共演し、夫婦や子供たちのほのぼのとした話をたっぷり聞かせてもらった筆者も、おおいに驚いたくちだ。 コロナ禍になり、二人には度々別居報道があったものの、それは互いの仕事の現場に迷惑をかけないようにと話し合い、夫婦揃って“自主隔離”していると聞いていてもいたからだ。 果たして昨年7月。二人の息子さんの親権を市村が持ち、同年10月には、市村が主演するミュージカル『オリバー!』のキャストに長男が加入。市村は目を細めながら喜んでいたものである。 一方、篠原には年下の男性アーティストや人気俳優との密会報道などがあったことから、離婚によるダメージは避けられないとみられていたのである。 ところが、『女性セブン』の既報どおり、市村の誕生日パーティーに篠原が軽装で参加したり、いまも市村のことを話す際、「夫」と言ったりする“不思議な間柄”が度々マスコミで取り沙汰されている。“ごっつ”でのダウンタウンとの共演経験が強みに“時代”も味方していると思われる。『金魚妻』で共演している長谷川京子や、映像作品のみならずファッショニスタとしてファッション関係のアンバサダーをはじめ、婦人誌などからも引っ張りだこの鈴木保奈美。そして家庭用商材のテレビCMの本数が全く減らない杏など、離婚をしても公私にわたり輝き続けていれば女性視聴者の支持が下がらないというのが昨今の傾向。 加えて篠原の場合は、「ダウンタウンに鍛えられたバラエティ力」というのが、いまも付いて回っているのである。鬼才・バカリズム脚本の完全オリジナルストーリー『ウェディング・ハイ』で見せる“顔芸”ともいうべき大胆な表情や、ヒールを脱ぎ捨て裸足で式場のフロアをドタバタ走るシーン。さらには、番組で篠原が、ちょっとでも女優らしからぬことを言うと、「“ごっつ”(『ダウンタウンのごっつええ感じ』〈フジテレビ系〉)に出ていましたもんね」「さすがは、松ちゃん(松本人志)、浜ちゃん(浜田雅功)と共演していただけあって笑いをわかっている」となる。 こうした篠原の現場では、市村正親の話や離婚ネタが、一応「NG」とされているそうだが、話の方向が元夫や子供たちに向いても顔色一つ変えず、切り抜けるのだという。「やっぱり話しがうまい」「修羅場を潜り抜けてきただけあって、咄嗟の対応が絶妙」「すごく慣れている」と。何もかもわかっている篠原がトークの流れでサービスしてくれる瞬間もあるのだという。 4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)の金曜恒例、「直送!とれたてエンタ」のコーナーに篠原が出たときにも、驚かされる場面があった。19年ぶりにCDをリリースし「歌をずっとやりたかった」「秘めていた想いがあった」と語った篠原。『金魚妻』に因んで、相手役の岩田剛典にとって「金魚がラッキーアイテムだった」と明かしたのち、篠原がプライベートで飼育しているという金魚の話に。篠原はその画像を番組に提供までしたのである。視聴者の誰もが、独り住まいになった篠原が自宅で飼っていることを想像しながら観ていたに違いないが、詳細はナレーションが引き取ることに。なんと、金魚の画像に付けられたナレーターの原稿は、「息子さんが世話を担当しているそうです」。 !!!「プライベートな話は一切いたしません」などとツレないことは言わず、私生活が垣間見える画像を見せて視聴者にサービスし、辻褄が合わなかったり説明がつかなかったりする部分はナレーション処理。番組含め、ものすごいワザを見せてもらった。 離婚後も“無傷”であるというだけでなく、配信ドラマに映画に主題歌にと再びブームが到来したと言っても過言ではない篠原涼子。当然、好感度は下がるどころか上がっている。 篠原涼子、恐るべし…である。◆山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
2022.03.19 00:08

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小室圭さんと眞子さん
小室圭さん妻・眞子さんがNYで行きつけのスーパーから見えてきた“妻の気遣い”「日本でいえば『成城石井』」 
NEWSポストセブン
さとう珠緒が「枕営業」などについて語った(写真は2009年)
さとう珠緒が暴露した枕営業の実態「権力のない人のほうが迫ってくる」
NEWSポストセブン
ご体調への不安が募る(写真/JMPA)
雅子さまと愛子さま、“ポツンと一軒家”の孤独感 閉ざされた御所での巣ごもり生活
女性セブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
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