ライフ

よりよい生活のための家事 「とりあえずやる」が重要

家事はルーティン化して面倒になる前に着手(イラスト/すみもとななみ)

 自宅がきれいにしておくに越したことはないと思いつつ、なかなか家事に前向きになれないというアナタ! そんなときは、「まず一歩をスタートする」ことが重要だと風水建築デザイナーの直居由美里さんは語る。直居さんが、人生を軌道修正させる家事への心構えを伝授する。

 * * *
 人間は環境から大きな影響を受けます。どんなに高い志を持っている人でも、乱れた環境で暮らしているうちに堕落していきます。

 反対に、行先を見失って迷走していても、住まいを整えることで人生を軌道修正できます。

 とは言っても、片付けや掃除が苦手な人は、どこから手を付けていいのかわからないまま、ますます家が乱れていくという悪循環に陥りがちです。

 じっと座っているだけでは、なかなかやる気が出ません。脳科学の研究では、実際に行動してみると、スイッチが入ることが明らかになりました。

 だから、家事が面倒だと感じる前に手足を動かせばいいのです。運気を大きく左右するトイレと玄関の掃除は、朝の習慣にするのが効果的です。

 家の隅々まで掃除機をかけるのと比べると、トイレと玄関は面積が小さいため、労力が少なくて済みます。結果はすぐに目に入るし、毎日続ければ汚れがたまりませんから、ちょっとした手間で最大限の効果が得られます。

 起きたらすぐ、あるいは朝食後などに行動開始のスイッチを決めてルーティン化すれば、自然に体が動きます。玄関とトイレが常にきれいな状態になれば、運気が好転するだけでなく、家の中のほかの場所も片付けようという気力も湧いてきます。

 その結果、運気の流れがますますスムーズになっていくでしょう。最初は多くを望まず、小さな達成感で満足するのがコツ。

 ダイエットや筋トレもハードなトレーニング計画を立てると途中で投げ出しがちですが、とりあえず腕立て伏せを1回だけやってみる、スポーツクラブに行くためにウエアを新調してみるなど、ちょっとした行動が大きな成果につながっていくのです。

※女性セブン2020年10月8日号

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン