「観光公害」の減少で京都は“穴場”になっていた
清水寺に閑散な時期が
コロナ前の京都は外国人観光客の急増で「観光公害」が深刻化。祇園町では、私道で芸舞妓を無断撮影するなどの迷惑行為に罰金を請求する厳しい内容の注意書きが掲げられるほどだった。だが、コロナ後は迷惑行為が減り、新しい高札は“はんなり路線”に転向。清水寺前などは、9月の4連休は賑わったが、翌週土曜は閑散としていた。古都は今、落ち着きを取り戻し、そぞろ歩きを楽しめる“穴場”となっている。
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■撮影/太田真三
※週刊ポスト2020年10月16・23日号
はんなり路線高札。観光の約束事を記載
各名所は今、観光に最適の人出か