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《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」

初生スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)

スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)

〈にしても早すぎるオタクの事舐めてんのか〉──Xで拡散されたとある動画が発端となり、大きな騒動に発展している。

 千葉・幕張メッセにて、5月9日から11日にかけてK-POPカルチャーイベント「KCON JAPAN2025」が開催された。今年は全33組のアーティストが参加し、総動員数約11万人を記録。2012年にアメリカで第1回が行われてから、毎年世界各地で賑わいをみせている大型フェスだが、そのイベント中のとある女性スタッフの対応に批判が殺到し、公式が声明を出す事態となった。レコード会社関係者が語る。

「その女性スタッフは、韓国の9人組ボーイズグループ・ZEROBASEONE(ゼロベースワン)をファンがお見送りする『MEET&GREET』というプログラムにて、時間管理、安全確保などの都合で『次に進んでください』と呼びかける、いわゆる“剥がし”担当をしていました。

 しかし、その態度があまりにも“参加者に失礼”だとして物議を醸しました。アイドルの前を通り過ぎるファンの体を強く押すなどして出口の方向へ促したり、その状況を楽しんでいるかのような笑みを浮かべながら対応していたとして、韓流ファンの怒りを買ったようです」

 その様子は会場にいたファンによって動画で撮影され、冒頭の文言とともにXで拡散された。またこの女性スタッフは、髪を束ねる白いシュシュをつけていたことから、X上で『シュシュ女』と呼ばれている。前出・レコード会社関係者が続ける。

「入場料15900円に加えて『M&G PREMIUM』チケット8900円を支払って参加できる高額のプログラムにもかかわらず、“剥がし”によってほぼ駆け足でアイドルの前を通り過ぎるような状況に、一部ファンから不満の声が続出。“シュシュ女”がうつった動画が拡散されるなかで、SNSアカウントや本名、顔写真などが晒しあげられる事態に発展しました」

 騒動を受け、『KCON JAPAN2025』運営は公式ホームページにて〈一部の回における運営スタッフの対応につき、アーティストおよびファンの皆様にご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます〉と謝罪。続けて、〈今回ご指摘いただいた点も踏まえ、今後ともより一層丁寧なサービスを提供できるよう、スタッフへの教育や運営プロセスの強化に努めてまいります〉とコメントしている。

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