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2020.10.25 07:00  女性セブン

萬田久子 30年変えない留守電メッセージに凝縮される人生観

還暦を過ぎても美貌は健在

 都内の某旅館で行われていたドラマのロケ。撮影後、私服に着替えて現れたのは、ブラウンの細身のワンピースとレオパード柄のハットを完璧に着こなした女優の萬田久子(62才)。還暦を過ぎたいま、ますます魅力的で、隙のない美貌に息をのむ。

 事実婚を貫いたパートナーである実業家の佐々木力さん(享年60)が、2011年にスキルス性胃がんで他界してからもうすぐ10年。最愛の人との別れを経験し、自分らしく生きられるまでにはどんな道のりがあったのか。

「いま思うと、彼が亡くなったことで放心状態になってしまわないよう、積極的に新しい出会いを求めました。自分を奮い立たせるため無意識のうちにアンテナを張って、人から誘われるままに茶道をしたりジムに行ったり。ジムのいいところは、体を動かすだけでなく、若い世代のジム仲間からとてもエネルギーがもらえるんです。心身ともに鍛えられますよ」(萬田・以下同)

 佐々木さんの死後に始めた挑戦の1つがマラソンだ。最初は300mしか走ることができなかったが、大好きなお酒を断って特訓し、59才でホノルルマラソンに出場した。

「私は19才でミス・ユニバース日本代表になり、29才で出産、39才で初舞台を踏み、49才で事務所から独立した。59才は四国八十八か所めぐりや、インドへ行ってヨガを勉強しようかなとか、いろいろ考えた末にホノルルマラソンに挑戦しました。

 まさか自分が断酒できるなんて思わなかったけど、人間はいくつになっても変われるのよね。もちろん、いまでもお酒は好きですし、朝からシャンパンで“カンパ~イ”することもあるけど、昔よりも自分の体を愛おしんで、大切にするようになりました」

 毎朝の日課は、仏壇に手を合わせること。仏前に佐々木さんが好きだったバニラアーモンドコーヒーを供え、「暗記してしまった」という般若心経を唱えて、最後に彼が使っていた香水をひと吹きする「儀式」を欠かさない。最愛の人の存在を一日も忘れたことがない一方で、ひとりでの生活に悲観することはないと話す。

「いまは食べることと飲むこと、友達と話すことが楽しくて、『しんどい』と思うことはないですね。“幸せを感じる”ということを、最近は特に意識して大切にしています。フルマラソンのゴールが近づいたときも、苦労ではなく、みんなで駒沢公園を走って練習したことが頭に浮かんできて終わってしまうのが寂しかった。ゴール前でUターンしようかなと思ったほどです(笑い)」

 パーティーや海外旅行など、華やかな場所へアクティブに活動するイメージがある萬田だが、どんな状況でも「ときめき」を見つけることを欠かさない。自粛期間中には、意外な“出会い”に没頭していたと話す。

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