「4月に外出自粛要請が出てからは、ジムもエステもクローズで、外に出るのはワンちゃんの散歩くらい。体形や健康にも配慮して、お酒もいっさい飲まなかった。だけど、そのおかげで初めて“韓流ドラマ”にハマったの!
はじめは『ル・ポールのドラァグ・レース』というアメリカのリアリティーショーに夢中になっていたんだけど、気づいたら『愛の不時着』と『梨泰院クラス』を、もう何回観たのかわからないほど観ていた。最近いちばんうれしかったプレゼントは、スタッフが新大久保で買ってきてくれたパク・ソジュンのうちわなの。自粛がなかったらヒョンビンやパク・ソジュンには出会えなかったけど、コロナ禍が落ち着いたら2人に会いにすぐにでも韓国へ行きたいわ(笑い)」
韓国ドラマの世界に浸りながら、フェイスパックやヨガ、ストレッチなど、時間が許す限り美への追求にも余念がない。現在も19才の頃の体形を維持し、「男性は風紀委員か美化委員みたいなもの」が口ぐせの萬田にとって、恋愛も人生を豊かにするために欠かせない要素だ。
「考え方は人それぞれですが、私はいくつになっても好きな人がいるって素敵なことだと思う。来年には新しい彼ができてニューヨークに行っているかもしれないし、昔から、フランスでワインを造っている素敵な男性と楽しく暮らすのがひとつのビジョンなの。これからスキャンダルを起こしますから、フフフ」
冗談を言って笑い、新たにチャレンジしたい目標や予定を次々に掲げる萬田の人生観は、30年間変えていないという留守番電話のメッセージに凝縮されている。その内容は、
〈お元気ですか。人生楽しみましょ。その気持ちでメッセージをど~ぞ〉
というもの。萬田らしいメッセージだ。
撮影/田中智久
※女性セブン2020年11月5・12日号