ライフ

「年上で面白い人は大体既婚者」IT総合職34歳女性の婚活

出会えそうな街まで、わざわざ飲みに出かけることも。(イメージ)

「荒川良々さんやクドカンも好きですね。私、お笑いと舞台と雑誌が好きなんです。能町みね子さんにも憧れています。頭がよくてお洒落で。でもこういう人って、仕事柄、私の周りにいないんです。場所の問題もあるかもしれません。今、勤務地に近いという理由で、二子玉川に住んでいるんです。だから、わざわざ下北沢とかに飲みに行って探しているんですが……、面白い人って、ある程度、喋らないと判断できないから時間がかかるんですよね。顔とか年収とか学歴とか、男性をスペックで見る女性って非難されがちですが、私から見たら、そうできたらラクだろうな、うらやましいなって思います」

◆「負けず嫌い」で、仕事はキャリアアップ

 実は亜美さん、既婚者と付き合うのは始めてではなかった。20代で知り合って、恋に落ちた人も既婚者だった。

「10歳くらい年上の人でした。友達と飲んでいるときに、まあ、ナンパされたんです。お笑い番組を作ってるテレビ関係の人で、芸人に詳しくて、いろいろ教えてもらって、相性もよかったと思うんです。が、私は結婚願望があったので、5年くらい付き合って、諦めて別れました。結局、年上で面白い人って、だいたい結婚してるんですよね……」

 話の合う面白い人は友達にして、結婚相手は別のタイプを探すというわけにはいかないのだろうか?

「うーん。頭ではそういうことも考えたりするんですが……実際、面白い人と結婚できてる人もいるわけじゃないですか。それなのになぜ自分は諦めなければいけないのか、っていう発想をしちゃうんです。負けず嫌いなので」

 負けず嫌い──。亜美さんは、「進学校ではない田舎の県立高校」から名古屋の大学へ入り、友人のほとんどが中部地方か地元に戻って就職するなか、単身、東京に出てきた。新卒で入社した会社は「かなりブラックで、面白い人が一人もいなかった」ため、スキルアップを重ね、転職をし、現在は3社目。収入も増えた。興味のある仕事ではないが、苦労して自分の手でつかんだキャリアを大事にしたいという思いも強い。一方で、プライベートは趣味や自分の憧れで満たしたい。

 ゆえに、仕事で知り合った人に口説かれてもほとんどなびかず、たまに付き合うことはあっても、長く続かなかった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン