雑誌のグラビア進出が増えた女子ライターたち

 規制緩和に期待の声も高まる中、あの手この手を使いなんとか面白いものを! というメーカーに期待するとともに、これからのスロットの楽しみ方を自分自身で模索し伝えていくのが、力不足ながらも私たち業界ライターの役割なのではないかと感じています。

 その点、雑誌や番組、ネット動画など、アピールできる場面がたくさんあることは嬉しいことであり、また緊急事態宣言下の苦しい時に経済的にも助けられたシーンがたくさんありました。

 特に4月、5月あたりはライティングや自宅での撮影など、ほとんど雑誌メインのお仕事をさせていただき、「家にいても私にできること」が少しでもあったことは、今思えばかなり精神的に安定を与えてくれていたのかもしれません。

 さらに、アナログな私にはまったく手が出せませんでしたが、自粛期間を機にYoutubeを開設したり、ライブ配信に熱を燃やしたり、ライター界も皆それぞれ思い思いの方法で新たな道を切り開いていっている、そんな印象を受けました。仲間の他業界での活躍も同業者として楽しみな部分が大きいです。

笑顔がまぶしいパチスロライターの河原みのり(撮影/工藤ユキ)

笑顔がまぶしいパチスロライターの河原みのり(撮影/工藤ユキ)

 また、雑誌に関しても大きな変化が。それこそ、コロナ以前から少しずつ影響していた話かと思いますが、女子ライターのグラビア写真がページに多く見られるようになりました。自粛明けからはさらに増え、昔から雑誌を読んでいただいている方はその変貌ぶりに少しビックリしてしまうかもしれません。

 その要因としては、雑誌の売り上げにつながる機種があまり出されていないなど厳しい業界の事情もありますが、女子ライターのコアなファンが購入してくれるため、読者に支えられている部分も大きいです。

 恐れ多くも私も写真撮影に時おり参加させて頂いておりますが、昔のグラビア時代の経験を少しでも活かせたらいいなぁと思う反面、スロット雑誌にこれほどまでにグラビア写真が載っていることに対して違和感を覚える声も業界内外から聞こえてきそうで、実際、複雑な思いです。

セクシーショットを披露するパチスロライターの河原みのり(撮影/工藤ユキ)

セクシーショットを披露するパチスロライターの河原みのり(撮影/工藤ユキ)

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