開放感溢れる東京競馬場

開放感溢れる東京競馬場

 ただし本来芝向きの馬については冬限定。ずっとダートを走っているとどうしても本来のスピードが損なわれていきます。

 あのカネヒキリも2歳夏のデビュー戦は芝で4着、2戦目も11着。一息入れて2月にダートを走らせたところ9番人気ながら7馬身差の圧勝、中1週で臨んだダートの昇級戦も強い勝ち方でした。これならと芝に戻しましたが結果が出ず、ダート路線を歩むことになりました。それでもスピードを研くため、追い切りは芝で行ないました。特に東京のマイル戦は、スタートが芝ということもあって、スピードが不可欠なのです。

◆角居厩舎 今週の出走予定馬

1月30日(土)
東京6R メイクデビュー東京 3歳新馬 フェアリーバローズ 牝3 54川田将雅
東京8R 4歳上2勝クラス サトノパシュート 牡4 56戸崎圭太
中京10R 天竜川特別 4歳上2勝クラス シーリア 牝6 55岩田康誠
中京11R 瀬戸ステークス 4歳上3勝クラス ワイドソロモン 牡4 54松山弘平
中京12R 4歳上1勝クラス パンサーバローズ 牡7 57池添謙一

1月31日(日)
小倉10R 合馬特別 4歳上1勝クラス タニノミッション 牝5 55浜中俊

【プロフィール】
角居勝彦(すみい・かつひこ)/1964年石川県生まれ。2000年に調教師免許を取得し、2001年に開業。以後19年間、中央でGI26勝、重賞計82勝を含む758勝(2020年11月22日現在)。最多勝利3回、最多賞金獲得5回など13のJRA賞を受賞。地方、海外を合わせたGI38勝は現役1位。デルタブルースでメルボルンカップ、シーザリオでアメリカンオークス、ヴィクトワールピサでドバイワールドカップを勝つなど海外でも活躍。引退馬のセカンドキャリア支援や障がい者乗馬など福祉活動にも尽力。管理馬は他にウオッカ、カネヒキリ、エピファネイア、ロジャーバローズなど。

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