パラグライダー展示

「愛の不時着」展 東京会場「jing」2月27日まで。その後、大阪・福岡・名古屋でも開催。

 のっけから感激!という人も多かったんじゃないでしょうか。実際に会場に入ってみると、まず目に飛び込んできたのが、あの運命の出会いのシーンともいえるパラグライダー。けっこうな迫力です。

 他にも、会場には「あー、これ!!!!!」と心の中で騒ぎたくなる展示物がずらり。リ・ジョンヒョクとユン・セリが2人乗りをするあの自転車や、ユン・セリがハートのワッペンをつけたリ・ジョンヒョクの軍服などなど。ファン心を刺激してくれます。

 筆者個人的には、リ・ジョンヒョクがコーヒーを淹れたり、料理をつくるシーンがものすごく好きでして……(あのぶっきらぼうだけど、優しさがあらわれている感じにキュンとする!)。それらの撮影小物アイテムの展示は、ものすごーくうれしかったうちのひとつ。

 存在感が大きかったのは、部下の隊員がいつもワイワイ集まっていたリ・ジョンヒョクの家のリビングの再現。そしてリ・ジョンヒョクがスイスで弾いていたピアノです。

 俳優が実際に使ったというのもテンションが上がるポイントではあるのですが、展示品のひとつひとつを眺めながら「あのシーンのコレがよかった……」と振り返るのがとってもいい時間。感動シーンを思い出すだけで、すぐに泣けてきてしまうが、このドラマのすごいところ。そんなこんなでドラマの世界観に気持ちよーく浸ることができました。

出会いのシーンのパラグライダーも再現。(C)CultureDepot. (C)STUDIO DRAGON CORP.

出会いのシーンのパラグライダーも再現。(C)CultureDepot. (C)STUDIO DRAGON CORP.

熱愛発覚の2人……ラブシーンのメイキングにどっきどき!

 ドラマの世界観に浸りながら、この「愛の不時着」展で筆者がもっともキュンキュンとしたのは、やはり……日本では未公開だったメイキングシーン。ドラマ内ではクールな表情が多かったリ・ジョンヒョクなだけに、NGシーンやほかの俳優とふざけているシーンは、かなりツボ! ヒョンビン(リ・ジョンヒョク役)の素の笑顔も超さわやかで、惚れ惚れ! もう見てるとにやけてくるレベルです!

 そして、忘れてはいけないトピックスがもうひとつ。今年のはじめに主演のふたり(ヒョンビンと、ヒロインのユン・セリを演じたソン・イェジン)の熱愛が発覚しましたよね? この前提で見るふたりのキスシーンやら、ラブシーンのメイキングは、もうキュンを通り越して、どっきどきです……。

 いつからリアルな恋愛が始まっていたのかはわかりませんが、病院内でのアレや船の中で隠れたときのアレなど、あらゆるラブシーンのメイキングの映像は、生々しいくらいラブラブ(に見えます)。とにかく仲がよさそうで、見ているこっちまで幸せな気分になってしまいます。

 ちなみにソン・イェジンの最新映像として「愛の不時着」展を記念したスペシャルムービーが、公式ホームページ内や会場の入り口でも流れていますが、それも幸せオーラいっぱいで抜群にキレイ。ドラマが終わると、どうしてもさみしい気持ちになってしまうものだけど、ドラマ通りに2人が恋人同士になったことで、心があたたまりました。ストーリーが継続されている気がするからでしょうか。ドラマファンからするととにかく嬉しい!

スイスの湖畔でピアノを弾いたあのシーンも会場で再現。(C)CultureDepot. (C)STUDIO DRAGON CORP.

スイスの湖畔でピアノを弾いたあのシーンも会場で再現。(C)CultureDepot. (C)STUDIO DRAGON CORP.

好きなシーンを思い返したい! そんな人は公式ガイドを

 いろんなポイントから楽しめる「愛の不時着」展。ドラマだけでなく、この展覧会を何回も訪れるリピーターも多いそうですが、納得。やはり家に帰ってからもこの余韻に浸りたい……ですよね。そこでおすすめなのが、「愛の不時着」展の公式ガイドです。

 展示されていた写真や展示物の数々をたっぷりと収録したこの公式ガイドがあれば、いつでも「愛の不時着」展で体感したドラマの世界観を振り返ることができます。感動の名場面からくすっと笑えるシーンや胸キュンシーンなどなど、そんな大好きなシーンを思い返しながら、何回も見返してしまいそう。もう「愛の不時着」沼にどっぷりとハマってしまいましょう。

「愛の不時着」展 公式ガイド

「愛の不時着」展 公式ガイド付き入場券3000円 (入場料のみは1800円)

「愛の不時着」展 公式ガイド

「愛の不時着」展 公式ガイドでは名シーンをじっくり振り返ることができる。(C)CultureDepot. (C)STUDIO DRAGON CORP.愛の不時着展実行委員会

◆取材・文/坂本アヤ乃

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