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吉田愛梨アナが地元・山形の蔵王温泉を紹介「旅の〆は夜空を見上げて」

吉田愛梨アナが、名湯・蔵王温泉の魅力を語る

吉田愛梨アナが、名湯・蔵王温泉の魅力を語る

 新幹線でのアクセスも良い山形は、首都圏からもすぐ。この春の旅行をするには最適な場所のひとつだ。山形県出身で、『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送)に出演中の吉田愛梨さんが、名湯・蔵王温泉を紹介する。

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 山形はぐるりと山に囲まれた盆地。目にやさしい、心癒される自然の風景が自慢です。中でも蔵王は迫力満点の樹氷で知られる他にも、草花や森林浴、バードウォッチングなど四季を通じて異なる自然の魅力を発見できます。

 そして蔵王といえば温泉。古くから傷の癒し場としても親しまれた、肌の生まれ変わりを促すとされる強酸性硫黄泉です。蔵王一の強酸性泉は、1716年創業の老舗旅館『深山荘 高見屋』の「長寿の湯」。宿には3つの源泉があって湯巡りもでき、小川の流れが耳に心地いい「せせらぎの湯」は酸性度が低めでまろやか。刺激も穏やかで、手足を浸しているだけでも肌がつるつるになります。

 どんどん焼きは“これぞ山形のおやつ!”というご当地グルメ。大正時代に流行った、溶いた小麦粉を焼いた一銭洋食が山形へ伝わり、箸に巻くスタイルが生まれたと言われています。店によって個性があり、『おやつ屋さん』の生地はとびきりふわふわでもちもち。食べ応えもあって頬張れば幸せな気持ちに包まれます。チーズがとろけるソース味の「チーズどんどん」か、甘辛いしょうゆ味の「どんどん焼き」か、どれにしようかいつも迷います。

 鼠ヶ関沖ののどぐろなどその日に獲れた日本海の新鮮な魚が味わえる『味の店スズラン』は実は私の祖父母のお店。伯父が板場に立ち、山形牛や山形の旬の食材を活かした一品料理や芋煮汁など郷土料理が揃っています。

 芋煮汁は地域で味が違い、スズランは山形市周辺で親しまれる牛肉と里芋のしょうゆ味。山形では芋煮会といって河原で芋煮を楽しむ文化があり、〆は残り汁で作るカレーうどんで決まり。お店でも裏メニューで注文できます。旅の〆には夜空を見上げて、山形の満天の星空を想い出の1ページに刻んでください!

【プロフィール】
吉田愛梨(よしだ・あいり)/山形県出身。NHK山形放送局、とちぎテレビを経て、現在は『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!』(文化放送)に出演中

撮影/小松潤 取材・文/渡部美也

※週刊ポスト2021年4月2日号

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