グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
7月3日、大阪・関西万博で「ジャパンデー」が開催された。万博では、参加国・地域が日替わりで式典と文化イベントを行う「ナショナルデー」が連日開かれており、「3日」が日本の日。政府主催の式典後の催事では、雅楽の演奏やMISIAさんによるスペシャルライブのほか、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」を描いたマンガのプロジェクションマッピングなどが披露され、日本の文化や魅力を世界に発信した。
式典には、万博の名誉総裁を務める秋篠宮さまと紀子さまも臨席された。紀子さまはグリーンの縞柄のワンピースをお召しになっており、その鮮やかなファッションも世間の注目を集めた。
ファッション編集者の軍地彩弓さんが解説する。
「何層も重ねたグリーンの柄が、まるで日本の伝統的な織物の文様“絣(かすり)”を思わせる紀子さまのお召し物。式典当日には次回開催国であるサウジアラビアのパビリオンを訪ねられていたことからも、このグリーンはサウジアラビアのフラッグカラーに合わせたのではないかと思われます。
白いパビリオンの壁に映える鮮やかな色遣い。グリーン一色では重くなりがちですが、パールとクラッチバッグの白がポイントになり、初夏の爽やかな印象を与えます」(軍地彩弓さん、以下同)