前出の住田校長は、入学式で感じた子供たちの「おとなしさ」が気になったと語る。
「例年は足をバタバタさせる子がいたり、大きな声で返事をするような子がいたりしたのですが、2020年の新1年生はこちらが驚くほど静かな子が多かった。日に日にコロナの不安が広がっていくなかで、幼稚園や保育園では必要なかったマスクをつけなくてはならず、経験したことのない緊張感があったのではないでしょうか。
スキンシップはもちろん、大きな声で笑い合うのもいけないという雰囲気ゆえか、ほとんど動かず落ち着いてしまっている子供たちの様子が気になりました」
※女性セブン2021年4月22日号