ライフ

視力回復治療で使用される「就寝時装用コンタクトレンズ」とは?

「就寝時装用コンタクトレンズ」はどんな仕組み?(写真はオサートのレンズ)

「就寝時装用コンタクトレンズ」はどんな仕組み?(写真はオサートのレンズ)

 近視の矯正というと、まず浮かぶのはメガネやコンタクトレンズの装用だ。しかし、できることなら裸眼でよく見えるようにしたいという人がほとんどだろう。最近では、様々な視力矯正の技術が登場しているが、そんななか、夜間に特殊なコンタクトレンズを装用して視力回復を目指すのがオルソケラトロジーだ。

 オルソケラトロジーは、就寝時にコンタクトで角膜のカーブを矯正し、視力改善をはかる。起床後は裸眼で正視の状態で過ごせる。日本に初めてオルソケラトロジーを導入した三井メディカルクリニックでは、さらに進化させたオサート治療も行われている。

「オサートは、オルソケラトロジーでは対応できない強度近視や乱視、遠視、老眼の改善にも効果があります」(三井メディカルクリニック・三井石根院長)

 従来のオルソケラトロジーは、矯正するレンズの種類が少なく、オルケソラトロジーを利用したくても適合する選択肢が少なかった。オサートは、三井院長自ら患者の目の状態や形状に応じてレンズのデザインを施すオーダーメイドなので、一人ひとりの角膜形状に応じたレンズを使用できる(特許取得済み)。

 オルソケラトロジーもオサートも毎晩の装用が必要なため、俳優などの不規則な時間で活動する職業の人や、世界を飛び回るスポーツ選手などには継続使用が難しい場合もあった。現在は矯正した角膜を固定化させ、以後は矯正レンズが不要という技術も開発中で、今後が期待される治療法のひとつといえる。

取材・文/小野雅彦

※週刊ポスト2021年4月16・23日号

関連記事

トピックス

ギャンブル好きだったことでも有名
【徳光和夫が明かす『妻の認知症』】「買い物に行ってくる」と出かけたまま戻らない失踪トラブル…助け合いながら向き合う「日々の困難」
女性セブン
破局報道が出た2人(SNSより)
《井上咲楽“破局スピード報告”の意外な理由》事務所の大先輩二人に「隠し通せなかった嘘」オズワルド畠中との交際2年半でピリオド
NEWSポストセブン
『君の名は。』のプロデューサーだった伊藤耕一郎被告(SNSより)
《20人以上の少女が被害》不同意性交容疑の『君の名は。』プロデューサーが繰り返した買春の卑劣手口 「タワマン&スポーツカー」のド派手ライフ
NEWSポストセブン
河村勇輝(共同通信)と中森美琴(自身のInstagram)
《フリフリピンクコーデで観戦》バスケ・河村勇輝の「アイドル彼女」に迫る“海外生活”Xデー
NEWSポストセブン
ポジティブキャラだが涙もろい一面も
【独立から4年】手越祐也が語る涙の理由「一度離れた人も絶対にわかってくれる」「芸能界を変えていくことはずっと抱いてきた目標です」
女性セブン
生島ヒロシの次男・翔(写真左)が高橋一生にそっくりと話題に
《生島ヒロシは「“二生”だね」》次男・生島翔が高橋一生にそっくりと話題に 相撲観戦で間違われたことも、本人は直撃に「御結婚おめでとうございます!」 
NEWSポストセブン
木本慎之介
【全文公開】西城秀樹さんの長男・木本慎之介、歌手デビューへの決意 サッカー選手の夢を諦めて音楽の道へ「パパの歌い方をめちゃくちゃ研究しています」
女性セブン
大谷のサプライズに驚く少年(ドジャース公式Xより)
《元同僚の賭博疑惑も影響なし?》大谷翔平、真美子夫人との“始球式秘話”で好感度爆上がり “夫婦共演”待望論高まる
NEWSポストセブン
綾瀬はるかが結婚に言及
綾瀬はるか 名著『愛するということ』を読み直し、「結婚って何なんでしょうね…」と呟く 思わぬ言葉に周囲ざわつく
女性セブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
やりたいことが見つかると周りがみえなくなるほど熱中するが熱しやすく冷めやすいことも明かした河合優実
大ブレイクの河合優実、ドラマ『RoOT/ルート』主演で感じる役柄との共通点「やりたいことが見つかると周りが見えなくほどのめり込む」
NEWSポストセブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン