インフルエンザによる死亡者数の推移など
記憶に新しいのは2009年に発生した「新型インフルエンザ」だろう。豚のインフルエンザに端を発したこのウイルスは全世界で28万人超が死亡したとされる(米CDC推計)。
日本では2009年5月に初めて感染が確認され、夏以降に感染が爆発。半年後の11月には累計感染者数が900万人を超え、1年後には2000万人を突破した。
その後、新型インフルは発生から10年以上経ったいまでは最もポピュラーな“型”として現在まで感染が続いており、年ごとに増減はあるものの、東京都の調査では毎年感染が確認されている。
※週刊ポスト2021年4月30日号
日本国内のスペインかぜの感染者・死亡者数の推移