一方で、コロナ禍においてパパ活人口は増えており、パパ活女子の容姿や年齢によって、受け取る対価に“格差”が生じているとの指摘もある。パパ活事情に詳しいジャーナリスト、鈴木リュウ氏が語る。
「アルバイト・パートで働く女性の雇い止めや、子供の休園・休校に伴う育児などにより、失業したり収入が激減した女性は少なくありません。キャバクラや風俗業でも、客足減に伴って収入が減り、パパ活に流れている現状がある。その結果、パパ活女子が“飽和”してしまい、高額報酬を受け取る女性がいる一方、全体的な相場は下がっているとの声も聞きます。性行為込みで1万~2万円といった値下げ交渉が行なわれているようです」
減収の結果、生活費のために低額でもパパ活せざるを得ない女性と、“お小遣い”として高額を稼ぎ続ける女性に二極化しているのだ。
取材・文/河合桃子 モデル/辻さくら 撮影/井上たろう
※週刊ポスト2021年4月30日号