日本人で初めて「船外活動」に従事
土井隆雄(どい・たかお)
飛行期間:1997年11月19日→12月5日、2008年3月11日→3月27日
宇宙開発事業団初の日本人宇宙飛行士の一人。ミッションでは日本人初の船外活動を行った。2008年の2度目の宇宙飛行では、ISSに日本の実験モジュール「きぼう」を取り付ける大役を担う。京都大学の教授として「有人宇宙学」という学問を創設している。
4月29日にISSから帰還
野口聡一(のぐち・そういち)
飛行期間:2005年7月26日→8月9日、2009年12月20日→2010年6月2日、2020年11月16日→2021年4月29日帰還予定
現在、3度目のミッションでISSに滞在中。スペースXの民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗した初めての日本人宇宙飛行士となった。船外活動の経験もある。宇宙体験の分析に積極的な姿勢を見せ、大学の研究者と共同で論文の発表もしている。
船長として22日に宇宙へ!
星出彰彦(ほしで・あきひこ)
飛行期間:2008年5月31日→6月14日、2012年7月15日→11月19日、2021年4月22日→約半年滞在予定
4月22日にISSへ向かい、滞在中は船長の役割を担う予定。小学生の頃から宇宙飛行士を夢として思い描き、現在のJAXAであるNASDAへ。応募資格の年齢を満たさず願書が受け付けられなかった1度目を含めると、3度の選抜試験を受けた経験を持つ。
現在は宇宙政策、宇宙旅行事業に携わる
山崎直子(やまざき・なおこ)
飛行期間:2010年4月5日→4月20日
日本人女性2人目の宇宙飛行士。2010年のミッションでは、野口聡一によってISSに迎えられた。訓練期間中の出産を経て、家庭との両立に悩みながら宇宙飛行に辿り着いた経験を持つ。現在も日本の宇宙開発についての提言、普及活動を積極的に行っている。