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「感動すら覚えます…」広末涼子の真摯な生き様に『桜の塔』Pが感嘆

『桜の塔』第7話(5月27日放送予定)より (c)テレビ朝日

『桜の塔』第7話(5月27日放送予定)より (c)テレビ朝日

 5月20日より第2部の放送がスタートしたテレビドラマ『桜の塔』(テレビ朝日系)。警視総監の座を巡って主要登場人物たちが出世バトルを繰り広げるなか、体当たりの演技で注目を集めているのが女優の広末涼子(40)だ。同ドラマのプロデューサーに、彼女の魅力について訊いた。

 俳優の玉木宏(41)が主演を務める『桜の塔』は、警察組織内部の出世バトルを描いたオリジナルドラマ。玉木が演じる主人公・上條漣をはじめ、警視総監の座を狙う人物たちが、実力主義の“外様派”や東京大学出身者が集まる“東大派”、九州出身者からなる“薩摩派”などの派閥に分かれて熾烈な争いを繰り広げていく。

 5月13日に放送された第5話で第1部が完結。20日からスタートした第2部では5年後に舞台を移し、それぞれの登場人物の地位や人間関係などが大きく変化した状況から、あらためて警察トップの座を巡って組織内で争う出世レースが描かれる。

 広末涼子は主人公の幼馴染で警視庁捜査一課主任の水樹爽(さわ)役で出演。正義感の強いキャラクターであり、今回のドラマで玉木宏と初めて共演することもあってか、迫真の演技を見せている。4月15日に放送された第1話では、柔道の豪快な投げ技を食らうシーンに挑戦。続く第2話では冒頭から柔道着姿で登場し、道場で主人公と迫力あふれる乱取りを繰り広げていた。

 今回のドラマ撮影で、人生で初めて柔道着を着たという広末。体当たり演技にも果敢に挑む女優・広末涼子について、番組プロデューサーを務める中川慎子氏はこう語る。

「今作で広末さんが演じている警視庁捜査一課刑事・水樹爽は、男性だらけの警察組織の中にあって、自分の軸がブレることなく、正義を全うすることだけに注力する、誰よりも漢気のある女性です。彼女のそんな真摯な生き様こそが、警察官でありながらもダークサイドに身を投じた主人公の救いでもあります。

 そして、それは今回ご一緒して感じた、広末さんの女優としての姿にそのまま重なる気がしてなりません」

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