芸能

嵐20周年ツアー「ライブ映画」カメラの数は通常の倍以上で迫力満点

活動休止後もファンとSNSでつながっている

映画化された嵐のデビュー20周年ツアーは迫力満点

「嵐!嵐!嵐!嵐!嵐!」。アンコールが終わってもファンの歓声は鳴りやまない。すると、それに応えるかのようにメンバー5人がサプライズ登場し──。2019年12月23日、その日のライブは特別だった。どの角度からもすべての瞬間を記録しようと、120台以上のカメラが5人の姿を追い続けた。

「あの収録がどうなったのか、気になっていたので、本当にうれしいです」と声を弾ませるのは熱心な嵐ファンだ。

「先月、(松本)潤くんがブログで、“近々いい発表がある”と明かしていたのは、この映画のことだったのですね。本当にいいニュースです!」

 2018年11月から2019年12月まで行われた嵐のデビュー20周年ツアー。その模様が収録された映像が『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”』として、映画化されたことが発表された。

「ジャニーズ事務所初のライブ映画です。作品は6月に開催される『第24回上海国際映画祭』への出品が決まっていて、初上映は現地で行われます」(芸能関係者)

 この「5×20」ツアーの様子は、すでにDVDなどになっている。セットリストも同じだが、DVDとは大きく異なるのは、映画のために行われた『シューティングライブ』の映像だということだ。

「わかりやすく言うと、映画を撮影するためのライブにお客さんを入れた形です。通常のライブ収録の倍以上というカメラの台数の多さ、5人との距離の近さもさることながら、ドローンも多用しているので、迫力満点の作品になっています」(前出・芸能関係者)

 その迫力を、一部のファンは一足先に実感していた。その日、5万2000人が観客席に詰めかけていた。

「ファンは撮影が入ることは知っていたが、映画化の企画は伝えられていませんでした。ライブ内容についてもSNSなどに書いてはいけないというルールがあったそうで、ファンの間では“伝説化”されていた」(芸能リポーター)

 ライブ関係者が明かす。

「その日、5人とファンのコール&レスポンスはいままででいちばん、一体感がありました。メンバーの興奮が客席にも伝わってきて、普段の東京ドーム公演より3000人少ない観客でしたが、それに負けない歓声でした」

 もう1つファンを喜ばせたのが、監督が堤幸彦さん(65才)だったこと。堤監督は、嵐の初主演映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』や二宮和也(37才)の主演ドラマ『Stand Up!!』(TBS系)や舞台などを通じて、嵐との信頼関係を築いてきた。その堤監督は今回の作品を、多くのライブ映像を撮ってきたなかで「最高峰」と位置づけている。

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