共演する関西ジャニーズJr.の古謝那伊留(こじゃないる)については「いつも龍太くん、龍太くん』と来てくれるのでほっといたらいいかな(笑い)」と2人の確かな関係性を感じさせるコメントを。

 作品の見どころはダンスシーンと日替わりのエチュード。これは回を追うごとに無茶ぶりが激しくなるという。その笑いを昇華させるのは、共演者の金田哲(はんにゃ)だ。生まれながらに“ノリ・ツッコミ”がインストールされているような関西人同士のやり取りがどのように白熱していくのか楽しみだ。座長として千秋楽まで引っ張っていくことになるが、

「僕は、あまり疲れたことがないんです。朝から夜まで仕事が続いてもフルテンションなんです。後輩と取材を受けることもあるのですが、最年長なのに一番しゃべっていますし、出し惜しみもしません。常に全力でいたいと思います」(室)

 自宅に帰ると、抜け殻のようになるが、一晩眠るとまた元気になるのだという。

「役者としての覚悟は、舞台『天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八』(2019年)に出演した時からあり、舞台、ドラマ、映画に出たい。加えて、バラエティー番組にほんとうに出たいんですよ。まずはガヤを入れる(場を盛り上げる)ところから始め、いつの間にかメインになっていきたい。スローペースでも確実に進めていきたいたいです。 

 そうだ、ドッキリも出たいです。誰か僕をドッキリに引っ掛けてください。あ、康二(Snow Manの向井康二『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)にレギュラー出演中)、お願い! ドッキリを引っ掛けて!(記者に向かい)これ、皆さん書いておいてくださいね(笑い)」(室)

 ジャニーズJr.卒業生たちは、一人ひとりが自分の個性を掘り下げ深く向き合いながら自己プロデュース能力にも長けている。リモートでの室への取材だったが、この舞台、観ておかなくては、と思わせる力があった。

文・沢木文

コムサde マンボ!

舞台『コムサdeマンボ!』。8月5日より大阪公演。順次、東京公演、京都公演、静岡公演。チケットは6月19日より発売。『コムサdeマンボ!』 公式サイト https://c-mambo.com/

 

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