全国ではさまざまな取り組み
注目すべきは地域密着型特典
「ステイホーム中は子供と近所の神社めぐりなどテーマを決めて散歩する“ミニ遠足”を楽しんでいました」とは、節約アドバイザーの丸山晴美さん。
コロナ禍であらためて地域や家の中での過ごし方を見つめ直したという丸山さんが注目するのは、“地域密着型”のサービスだ。
「自粛生活に慣れ、家にいる時間を工夫して楽しめるようになっている人も多い印象です。だからやっぱり、日常で使えるものがうれしい。例えば東京都千代田区は接種した高齢者に入浴剤や清涼飲料水をプレゼントしている。大阪などで配布されている、地元で使える商品券もうらやましいですね」(丸山さん)
大阪府羽曳野市や高知県須崎市はワクチンを2回接種した住民に2000円分の商品券を配布するなど、「ご当地商品券」で接種の促進と地域経済活性化の“一石二鳥”を狙う自治体も増えている。
「ワクチン接種会場までタクシーで無料送迎してくれるサービスも要注目。特にこれから接種する場合、副反応と熱中症のダブルパンチが予想されます。帰り道には重宝しそうです」(丸山さん)
同サービスはタクシーでは、タクシー配車サービスの大手である「ウーバー・テクノロジーズ」や「DiDiモビリティジャパン」がこぞって実施。接種日時と場所が決まったら、早めに予約しておきたい。
※女性セブン2021年7月22日号
ホテルなどでも特典が