息子とはハグする様子も見られた篠原涼子
妻にずっと振り回されていた
絵に描いたような内助の功──しかし、2人をよく知る関係者はこう話す。
「最初から、夫婦間の上下関係は、圧倒的に篠原さんが上だったように思います。篠原さんは市村さんに甘えるのがうまく、市村さんは篠原さんの言うことを何でも受け入れていました。
たとえば、外出先で篠原さんが人目を気にすることなくダダをこねたときは『なんで怒るの。ごめんね。どうしたの』と、まるで赤ちゃんをあやすように謝りながらなんとか機嫌を取るなど、ずっと振り回されっぱなしだったんです」
それでも、この頃は人生と芸能界の大先輩である市村には、まだ妻の甘えを許容する余力はあった。しかし、それがほころび始める。力を入れていた長男のお受験が一区切りした頃だ。篠原はドラマ、映画、舞台にと休む間もなく仕事を入れ始めた。
「篠原さんは、それまでセーブしていた仕事を本格化させ、出るドラマは必ず話題になるという状況になった。あのときは、ノリにノッていました。もともと仕事好きで、仕事関係者と飲みに行くのも大好きだった篠原さんは、まるで独身時代に戻ったかのようでした」(篠原の知人)
篠原は夜になると、昼間のカジュアルなママスタイルとは打って変わって、はやりのファッションに身を包み、ヒールに履き替え、飲食店に出向いた。そして、日付が変わるまでおしゃべりに興じるようになったという。『女性セブン』もその様子を幾度となく目撃している。
あるときには、隠れ家バーで大人女子会に参加し「常に恋していたい、旦那以外と!」と不倫願望を叫ぶママ友に同調し「人生、また始まるかな~」と意味深発言。空が明るくなるまでマティーニを飲み続けた。
またあるときには高級焼き肉店で4時間半過ごした後、芸能人御用達のオシャレなバーへ。そこでも周囲に響き渡るような声でママ友らしき女性たちに「私のことをわかってほしいのよ」と、愚痴のような言葉が止まらなかったという。お相手はママ友ばかりではなかった。時には、疑惑をかけられかねない男性と長い夜を過ごしたことも。
隠れ家レストランの個室で篠原と過ごしていたのは、森高千里(52才)の夫である江口洋介(53才)だった。2015年のドラマ『オトナ女子』(フジテレビ系)で久しぶりに共演していた2人は、この夜、焼き肉店で過ごしてから別のレストランに移動。ソファに横並びに座り、徐々に距離を縮めながら次々にグラスを空けていった。