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コロナに対する考え方が変化 旅行熱の高まり、飲食店開ける経営者も増加

五輪イベントに人が集まるパリ(写真/共同通信社)

五輪イベントに人が集まるパリ(写真/共同通信社)

 やる側も期待に胸を躍らせている。

「昔からの友達と、今度の緊急事態宣言が明けたらまず小規模で集まって、年末にはもっと大人数で忘年会をしようと今から話している。生き甲斐っていったら仲間と飲むくらいしかないし、それがずっと止められてたら、さすがにもう我慢の限界だよ」(60代男性)

 ただし、その大きな壁となりそうなのが、コロナをめぐって国民の意識が分断された状況だ。

「会社で忘年会を企画しようにも、大規模に開いて世間から批判されるのが怖いから、俎上にのせられないのが現状です。政府には、ワクチン接種が進んだらここまで緩和できるとか、今後の見通しを示してもらえないと計画も立てられません」(50代男性)

 京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授の宮沢孝幸氏はこう言う。

「いくら重症者や死者が減っているという現実があっても、テレビでは連日、感染者数の数字ばかりが大きく取り上げられています。コロナを怖がる空気が作り上げられた今、誰がコロナをインフルエンザと同じ扱いにしましょうと言い出すのか。それが課題だと思います」

※週刊ポスト2021年8月27日・9月3日号

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